登録販売者の過去問
平成25年度(地域1)
主な医薬品とその作用 問99

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問題

登録販売者試験 平成25年度(地域1) 主な医薬品とその作用 問99 (訂正依頼・報告はこちら)

殺虫剤・忌避剤及びその配合成分に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
  • ディートを含有する忌避剤は、生後6ヶ月未満の乳児については、1日2回の使用限度を守って使用する必要がある。
  • プロポクスルは、コリンエステラーゼと不可逆的に結合してその働きを阻害することによって殺虫作用を示すものである。
  • ジフルベンズロンは、昆虫の脱皮時の新しい外殻の形成を阻害して、幼虫の正常な脱皮をできなくする。
  • フェノトリンを含有する殺虫剤には、シラミの駆除を目的として人体に直接適用されるものもある。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解:3,4です。


ディートを含有する忌避剤は、

生後六ヶ月未満の乳児の場合
使用は避けなければいけません。

生後6ヶ月~2歳未満の小児の場合
顔への使用は避け、1日の使用限度は1回までです。

2歳~12歳未満の小児の場合
顔への使用は避け、1日1~3回までです。


プロポクスルはカーバメイト系殺虫成分で、有機リン系成分がコリンエステラーゼと不可逆的で結合するのに対し、可逆的に結合しその働きを阻害します。
一般的に有機リン系成分よりも毒性が低いです。

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02

正しいものは3,4です。

誤っているものについては以下のとおりです。

1→生後6か月未満の乳児については、使用を避けます。海外でのラット皮膚塗布試験で神経毒性が示唆されているためです。

2→「不可逆的」ではなく「可逆的」です。可逆的結合とは、結合したり、離れたりすることです。

参考になった数21

03

1)誤
ディートを含む忌避剤は、生後6ヶ月未満の乳児に対して使用してはなりません。

2)誤
プロポクスルは、コリンエステラーゼと可逆的に結合する、が正しい説明文です。

3)正
4)正

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