登録販売者の過去問
平成25年度(地域1)
医薬品の適正使用・安全対策 問117

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問題

登録販売者試験 平成25年度(地域1) 医薬品の適正使用・安全対策 問117 (訂正依頼・報告はこちら)

医薬品副作用被害救済制度の給付に関する次の記述について、該当する給付の種類の正しいものはどれか。

(a)医薬品の副作用により一定程度の障害の状態にある18歳以上の人の生活補償等を目的として給付されるもの。
(b)医薬品の副作用による疾病の治療(副作用による疾病が「入院治療を必要とする程度」の場合)に要した費用を実費補償するもの(ただし、健康保険等による給付の額を差し引いた自己負担分)。
(c)生計維持者以外の人が医薬品の副作用により死亡した場合に、その遺族に対する見舞等を目的として給付されるもの。
  • (a)医療費、(b)医療手当、(c)遺族年金
  • (a)障害年金、(b)医療費、(c)遺族一時金
  • (a)障害年金、(b)医療手当、(c)遺族年金
  • (a)医療手当、(b)医療費、(c)遺族年金
  • (a)医療費、(b)医療手当、(c)遺族一時金

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は2です。

上記のほかに医療手当、障害児養育年金、遺族年金、葬祭料があります。

医療手当:医薬品の副作用による疾病の治療に伴う医療費以外の費用の負担に着目して給付されるもの。

障害児養育年金:医薬品の副作用により、一定程度の障害の状態にある18歳未満の人を養育する人に対して給付されるもの。

遺族年金:生計維持者が医薬品の副作用により、死亡した場合にその遺族の生活の立て直し等を目的として給付されるもの。ただし、最高10年間を限度。

葬祭料:医薬品の副作用により死亡した人の葬祭を行うことに伴う出費に着目して給付されるもの。

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02

医薬品副作用被害救済制度の給付について、
・障害年金は、医薬品の副作用により一定程度の障害の状態にある18歳以上の人の生活補償等を目的として給付されるものです。
・医療費は、医薬品の副作用による疾病の治療(副作用による疾病が「入院治療を必要とする程度」の場合)に要した費用を実費補償するもの(ただし、健康保険等による給付の額を差し引いた自己負担分)です。
・遺族一時金は、生計維持者以外の人が医薬品の副作用により死亡した場合に、その遺族に対する見舞等を目的として給付されるものです。

また、
・医療手当は、医療品の副作用による疾病の治療に伴う医療費以外の費用です。
・遺族年金は、生計維持者が医薬品の副作用により死亡した場合に、遺族に給付されるものです。

よって、2の組み合わせが正解となります。

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03

医薬品副作用被害救済制度の給付は、7種類あります。

a 障害年金

b 医療費

c 遺族一時金

上記以外に、

医療手当

医薬品の副作用による疾病の治療に伴う医療費以外の費用負担に着目して定額が給付されるもの

障害児養育年金

医薬品の副作用により一定程度の障害状態にある18歳未満の人を養育する人に対して給付されるもの

遺族年金

生計維持者が医薬品の副作用により死亡した場合に、その遺族の生活の立て直し等を目的として給付されるもの

葬祭料

医薬品の副作用により死亡した人の葬祭を行うことに伴う出費に着目して給付されるもの

があります。

なお、この7種類の給付はほとんどが定額となっていて、医療費のみが実費補償です。

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