登録販売者の過去問
平成26年度(地域1)
主な医薬品とその作用 問29
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問題
登録販売者試験 平成26年度(地域1) 主な医薬品とその作用 問29 (訂正依頼・報告はこちら)
カフェインに関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 乳汁中には移行しないので、授乳期間中の女性が服用してもその母乳を飲む乳児に影響はない。
b 脳に軽い興奮状態を引き起こす作用を示し、眠気や倦怠感を一時的に抑える効果がある。
c 胃液の分泌を亢進させる作用があり、胃潰瘍の診断を受けた人は、服用を避ける必要がある。
d 作用は弱いながら反復摂取により依存を形成するという性質がある。
a 乳汁中には移行しないので、授乳期間中の女性が服用してもその母乳を飲む乳児に影響はない。
b 脳に軽い興奮状態を引き起こす作用を示し、眠気や倦怠感を一時的に抑える効果がある。
c 胃液の分泌を亢進させる作用があり、胃潰瘍の診断を受けた人は、服用を避ける必要がある。
d 作用は弱いながら反復摂取により依存を形成するという性質がある。
- a 正 b 誤 c 正 d 誤
- a 正 b 誤 c 正 d 正
- a 正 b 正 c 誤 d 誤
- a 誤 b 正 c 正 d 正
- a 誤 b 正 c 誤 d 正
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この過去問の解説 (3件)
01
a→ 授乳中にカフェインを摂取すると、そのうち1%前後が母乳に入り込むといわれています。
乳児はカフェインに対して過敏に反応するということも覚えておきましょう。
b→ 脳を刺激し、眠気や倦怠感に効果を発揮します。
c→ 胃液の分泌を促進する作用があり、胃粘膜が刺激され、炎症を起こしやすくなります。
d→ 反復摂取により依存を形成するという性質があります。
カフェインの大量摂取により、不眠や動悸、落ち着きがなくなるなどの症状が現れる場合もあるので注意が必要です。
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02
カフェインは乳汁へ移行することが知られています。
授乳期間中女性がカフェイン摂取して母乳を乳児へ与えることは避ける必要があります。
b.正しい
脳に軽い興奮状態を引き起こし、眠気や倦怠感を一時的に抑える効果があります。
c.正しい
カフェインには胃液の分泌を亢進させる作用があり、胃粘膜へ刺激となるため、胃潰瘍の診断を受けた人は服用を避ける必要があります。
d.正しい
カフェインには反復摂取により依存を形成する性質があります。
カフェインの1回量の摂取目安は200mgとし、1日摂取量の上限は500mgとされています。
目安を超えないようカフェイン含有量の総量に注意が必要です。
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03
a 誤
カフェインは、乳汁中に移行します。
乳児はカフェインの代謝に時間がかかるため、頻脈や不眠を引き起こすおそれがあります。
b 正
脳が過剰に興奮してしまうと、震えや不安、不眠、頭痛などが引き起こされることがあります。
カフェインを含むほかの医薬品や、コーヒー・お茶などの食品との飲みあわせに注意が必要です。
c 正
胃液分泌亢進作用のほか、利尿作用もあります。
また、心臓病の人は、心筋興奮作用によって動悸が見られることがあるため、服用を避ける必要があります。
d 正
カフェインの服用は短期間にとどめ、連用を避ける必要があります。
眠気防止としてのカフェインは、1回200mg、1日上限500mgとなっています。
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