登録販売者の過去問
平成26年度(地域1)
主な医薬品とその作用 問56
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問題
登録販売者試験 平成26年度(地域1) 主な医薬品とその作用 問56 (訂正依頼・報告はこちら)
消毒薬及び殺菌消毒成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a 有機塩素系殺菌消毒成分は、金属腐食性が極めて高い。
b 次亜塩素酸ナトリウムは、皮膚刺激性が強いため、通常人体の消毒には用いられない。
c 酸性の消毒薬が誤って目に入った場合、アルカリで中和した後、流水で十分に(15分間以上)洗眼する。
d 消毒薬は成分や濃度にかかわらず、すべて医薬品としてのみ製造販売されている。
a 有機塩素系殺菌消毒成分は、金属腐食性が極めて高い。
b 次亜塩素酸ナトリウムは、皮膚刺激性が強いため、通常人体の消毒には用いられない。
c 酸性の消毒薬が誤って目に入った場合、アルカリで中和した後、流水で十分に(15分間以上)洗眼する。
d 消毒薬は成分や濃度にかかわらず、すべて医薬品としてのみ製造販売されている。
- a 正 b 正 c 誤 d 誤
- a 正 b 誤 c 正 d 正
- a 誤 b 正 c 誤 d 誤
- a 正 b 誤 c 正 d 誤
- a 誤 b 誤 c 正 d 正
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この過去問の解説 (3件)
01
・有機塩素系殺菌消毒成分は、塩素臭や刺激性、金属腐食性が比較的抑えられています。
・次亜塩素酸ナトリウムは、皮膚刺激性が強いため、通常人体の消毒には用いられません。
・酸性の消毒薬が誤って目に入った場合、まずは流水で15分間以上十分に洗眼します。
・手指や皮膚の消毒薬で配合成分や濃度が定められた範囲内の製品は医薬部外品、器具等の殺菌・消毒を併せもつ製品は医薬品としてのみ認められています。
となります。
よって、
aは「極めて高い」が「比較的抑えられている」となり間違い。
bは問題文の通りなので正しい。
cは「アルカリで中和した後」が「まず」となり間違い。
dは「成分や濃度にかかわらず、すべて医薬品としてのみ製造販売されている」が「手指や皮膚の消毒薬で配合成分や濃度が定められた範囲内の製品は医薬部外品、器具等の殺菌・消毒を併せもつ製品は医薬品としてのみ認められている」となり間違い。
となるので、3が正解です。
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02
c.熱を発生してかえって刺激を強め、状態を悪化させる恐れがあるので絶対にやってはいけません。
d.皮膚の殺菌・消毒を目的とする消毒薬のうち、配合成分やその濃度等があらかじめ定められた範囲内であれば、医薬部外品として認められています。
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03
a.誤:金属腐食性は抑えられており、大型プール等にラムネ状な形で
使われています。
有機かそうでないかのひっかけですね。
b.正:強い酸化力で一般細菌、真菌類、ウイルス全般に効果があります。
c.誤:中和はいけません。熱が発生し、刺激を強めます。
d.誤:医薬品指定されるものは、人+器具に使用するものです。
人専用・・・ヨウ素系
器具専用・・塩素系
人+器具・・・エタノール、イソプロパノール
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