登録販売者の過去問
平成26年度(地域1)
人体の働きと医薬品 問63
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
登録販売者試験 平成26年度(地域1) 人体の働きと医薬品 問63 (訂正依頼・報告はこちら)
消化器系に関する記述について、正しいものの組み合わせはどれか。
a 胆汁に含まれるビリルビン(胆汁色素)は、血液中のコレステロールが分解されて生じた老廃物である。
b アミノ酸が分解された場合等に生成されるアンモニアは、体内に滞留すると有害な物質であり、肝臓において尿酸へと代謝される。
c 大腸では、腸の内容物から水分と電解質の吸収が行われ、固形状の糞便が形成される。
d 大腸の腸内細菌は、血液凝固や骨へのカルシウム定着に必要なビタミンK等の物質を産生している。
a 胆汁に含まれるビリルビン(胆汁色素)は、血液中のコレステロールが分解されて生じた老廃物である。
b アミノ酸が分解された場合等に生成されるアンモニアは、体内に滞留すると有害な物質であり、肝臓において尿酸へと代謝される。
c 大腸では、腸の内容物から水分と電解質の吸収が行われ、固形状の糞便が形成される。
d 大腸の腸内細菌は、血液凝固や骨へのカルシウム定着に必要なビタミンK等の物質を産生している。
- (a 、b)
- (a 、c)
- (b 、d)
- (c 、d)
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
a…誤りです。
胆汁に含まれるビリルビン(胆汁色素)は、血液中の「ヘモグロビン」が分解されて生じた老廃物です。
b…誤りです。
アミノ酸が分解された場合等に生成されるアンモニアは、体内に滞留すると有害な物質であり、肝臓において「尿素」へと代謝されます。
尿酸は、プリン体が体内で分解されてできる物質です。
c…正しいです。
d…正しいです。
腸内細菌による発酵で、糞便の臭気の元となる物質やメタン、二酸化炭素などのガスが生成されることも併せて覚えておくと良いでしょう。
よって、c・dが正しい組み合わせとなります。
参考になった数53
この解説の修正を提案する
02
b.アンモニアは肝臓において尿素へと代謝されます。
参考になった数23
この解説の修正を提案する
03
a.誤:ヘモグロビンの残骸がビリルビンであり、便の色でもあります。
b.誤:アンモニアは尿素へ代謝されます。
c.正:大腸では水分やミネラルが吸収されますが、
水分のほとんどは小腸で吸収されています。
d.正:大腸内細菌は食物繊維を発酵分解しています。
参考になった数2
この解説の修正を提案する
前の問題(問62)へ
平成26年度(地域1)問題一覧
次の問題(問64)へ