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登録販売者の過去問 平成28年度 人体の働きと医薬品 問21

問題

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消化器系に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。


a  口腔内は、唾液によってpHがほぼ中性に保たれ、酸による歯の齲蝕(うしょく)を防いでいる。

b  炭水化物主体の食品の胃内での滞留時間は、脂質分の多い食品に比べて長い。

c  小腸において、炭水化物とタンパク質は、消化酵素の作用によってそれぞれ単糖類、アミノ酸に分解されて吸収される。
   1 .
(a)正   (b)正   (c)誤
   2 .
(a)誤   (b)誤   (c)正
   3 .
(a)誤   (b)正   (c)誤
   4 .
(a)正   (b)誤   (c)正
   5 .
(a)誤   (b)正   (c)正
( 登録販売者試験 平成28年度 人体の働きと医薬品 問21 )
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この過去問の解説 (4件)

51
aー正しい
虫歯の表面のエナメル質はpH5.5で溶け始める。果糖やジュースなどの酸性食品を食べた後は、口腔内が酸性状態に傾くため、虫歯になりやすい悪環境といえます。唾液の働きで口腔内を中性に早く戻し、長時間維持することで、虫歯の修復(再石灰化)がすすみ虫歯の形成が抑えられるのです。

b-間違い
食べ物の胃の滞留時間
果物20~40分・野菜1~2時間・炭水化物4~8時間・タンパク質6~24時間。では脂質はというと・・・脂質は胃の運動を抑止する働きがあるため、最も長く胃の中に滞留してしまうのです。

c-正しい
炭水化物などの糖質を体内に吸収することができるのは主に単糖類のみです。タンパク質はアミノ酸まで小さく分化されてはじめて腸で吸収されます。

どこで消化酵素と何に分解されるかは、参考書を見てしっかり覚えましょう。

付箋メモを残すことが出来ます。
22
正解は4です。

a→ お口の中のphを中性に保つことを緩衝作用といいます。
飲食後の口内は、酸性に傾いており、その状態が続くと虫歯になります。
しかし時間がたつと、唾液の緩衝作用によって口内が中性に戻るので、虫歯を防ぐことができます。

b→ 食道から送られてきた食物は、胃で処理されます。
胃での滞留時間は量と質によって異なります。
滞留時間が短い順に並べるとこうなります。
糖質 < 炭水化物 < タンパク質 < 脂質

c→ 炭水化物は主に糖質と食物繊維に分けられ、消化吸収されるのは糖質だけです。
糖質には単糖類、二糖類、多糖類に分けられ、体内に吸収されるのは単糖類のみです。
タンパク質は、小腸でペプチターゼという消化酵素によってアミノ酸まで分解されます。

20
消化器系に関して、
・口腔内は、唾液によってpHがほぼ中性に保たれ、酸による歯の齲蝕を防いでいます。
だらだらと食事をしていると長時間にわたって口腔内が酸性になってしまうので注意が必要です。
・胃内の滞留時間は、炭水化物主体の食品では比較的短く、脂質分の多い食品では比較的長いです。
そのため米やパンを食べた時より、脂質分の多い肉等を食べたほうが満腹感や腹持ちが良いことが多いです。
・小腸において炭水化物とタンパク質は、消化酵素の作用によってそれぞれ単糖類、アミノ酸に分解されて吸収されます。
空腸で分泌される腸液に含まれる消化酵素です。

よって
aは問題文の通りなので正しい。
bは「比べて長い」が「比べて短い」となるので間違い。
cは問題文の通りなので正しい。
となるので、正解は4です。

1

正解:4(正 誤 正)

消化器系に関する問題です。

a 唾液には重炭酸塩やリン酸塩が含まれていて、それらが緩衝作用を持つことによって緩衝液として働き、pHが急激に変わることを抑制しています。虫歯の予防にもなっています。

b 胃内における滞在時間は炭水化物で約8時間、脂質で12-24時間です。

c ブドウ糖・アミノ酸・脂肪酸などの養分は、主に小腸で吸収されます。

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