登録販売者の過去問
平成28年度(東京都)
医薬品の適正使用と安全対策 問103

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問題

登録販売者試験 平成28年度(東京都) 医薬品の適正使用と安全対策 問103 (訂正依頼・報告はこちら)

一般用医薬品の添付文書等の「してはいけないこと」の項目に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。


a  「本剤を使用(服用)している間は、次の医薬品を使用(服用)しないこと」の項目は、併用すると作用の増強、副作用等のリスクの増大が予測されるものについて注意を喚起し、使用(服用)を避ける等適切な対応が図られるよう記載されている。

b  「次の人は使用(服用)しないこと」の項目は、使用(服用)を避けるべき人について、生活者が自らの判断で認識することは好ましくないことから、具体的な症状は記載しないこととしている。

c  局所に適用する医薬品のうち、患部の状態によっては症状を悪化させたり、誤った部位に使用すると有害事象を生ずるおそれがあるものについて、使用を避けるべき患部の状態、適用部位等に分けて「次の部位には使用しないこと」として記載されている。
  • (a)正   (b)正   (c)正
  • (a)正   (b)誤   (c)正
  • (a)誤   (b)正   (c)誤
  • (a)誤   (b)誤   (c)正
  • (a)正   (b)誤   (c)誤

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は2です。

a→ 併用による作用や副作用の危険について記載されているため、添付文書をよく読んだうえで責任をもって使用することが大切です。

b→ 「次の人は使用(服用)しないこと」の項目には、具体的な状況や症状が記載されています。
使用者が自らの判断で適切な仕方で使用できるようにするためです。

c→ 一般用医薬品の添付文書には、使用を避けるべき部位についての記載もあります。
症状の悪化や副作用を防ぎ、適切な仕方で使用するために、添付文書をよく読む必要があります。

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02

一般用医薬品の添付文書のしてはいけないことについて、
・「本剤を使用(服用)している間は、次の医薬品を使用(服用)しないこと」の項目は、併用すると作用の増強、副作用等のリスクの増大が予測されるものについて注意を喚起し、使用(服用)を避ける等適切な対応が図られるよう記載されています。
・「次の人は使用(服用)しないこと」の項目は、使用(服用)を避けるべき人について、生活者が自らの判断で認識することもできるよう、具体的な症状が記載されています。
・局所に適用する医薬品のうち、患部の状態によっては症状を悪化させたり、誤った部位に使用すると有害事象を生ずるおそれがあるものについて、使用を避けるべき患部の状態、適用部位等に分けて「次の部位には使用しないこと」として記載されています。

基本的に一般の人が使用する為、各項目の説明については一般の人が読んでも理解できるような方法で記載はされています。

よって、
aは問題文の通りなので正しい。
bは「生活者が自らの判断で認識することは好ましくないことから、具体的な症状は記載しないことと」が「生活者が自らの判断で認識することもできるよう、具体的な症状が記載されている」となり間違い。
cは問題文の通りなので正しい。
となるので、2の組み合わせが正解です。

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03

解答:2

a.正
添付文書には併用すると作用の増強、副作用等のリスクの増大が予測されるものについて適切な対応が図られるよう記載されているため、使用前に添付文書を読むよう注意喚起することが大切です。

b.誤
「次の人は使用(服用)しないこと」の項目は、使用(服用)を避けるべき人について、生活者が自らの判断で認識できるよう、わかりやすい表記がされています。

c.正
局所に適用する医薬品のうち、使用を避けるべき患部の状態、適用部位等に分けて図表やイラストを用いるなど、一般の消費者にもわかりやすく表記されています。

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