登録販売者の過去問
平成27年度(地域1)
主な医薬品とその作用 問24
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問題
登録販売者試験 平成27年度(地域1) 主な医薬品とその作用 問24 (訂正依頼・報告はこちら)
かぜ薬の主な配合成分に関する記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a かぜ薬に、アドレナリン作動成分が配合されることがある。
b メチルエフェドリン塩酸塩には、気管支を拡張させる作用がある。
c くしゃみ・鼻水を抑える目的で、抗コリン作用を持つ成分が配合されることがある。
d トラネキサム酸には、凝固した血液を溶解しやすくする作用がある。
a かぜ薬に、アドレナリン作動成分が配合されることがある。
b メチルエフェドリン塩酸塩には、気管支を拡張させる作用がある。
c くしゃみ・鼻水を抑える目的で、抗コリン作用を持つ成分が配合されることがある。
d トラネキサム酸には、凝固した血液を溶解しやすくする作用がある。
- a 正 b 正 c 正 d 誤
- a 正 b 正 c 誤 d 正
- a 正 b 誤 c 正 d 正
- a 誤 b 正 c 正 d 正
- a 正 b 正 c 正 d 正
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この過去問の解説 (3件)
01
a…正しいです。
アドレナリン作動成分は鼻粘膜の充血を和らげ、気管・気管支を拡げる成分です。
かぜ薬に配合される主なアドレナリン作動成分に、メチルエフェドリン塩酸塩、メチルエフェドリンサッカリン塩、プソイドエフェドリン塩酸塩等があります。
b…正しいです。
気管支を拡張することで、呼吸を楽にし、せきを鎮めます。
c…正しいです。
抗コリン作用によって鼻汁分泌やくしゃみを抑えることを目的として、ベラドンナ総アルカロイドやヨウ化イソプロパミドが配合されています。
d…誤りです。
トラネキサム酸には、凝固した血液を溶解されにくくする働きがあるので、血栓のある人(脳血栓、心筋梗塞、血栓性静脈炎等)や血栓を起こすおそれのある人に使用する場合は、医師又は薬剤師に相談するなどの対応が必要です。
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02
b 正:メチルエフェドリン塩酸塩は、気管支拡張作用があり、咳の症状を緩和します。
c 正:くしゃみ・鼻水を抑える目的で、抗コリン作用を持つ成分が配合されることがあります。
d 誤:トラネキサム酸には、凝固した血液の分解を抑える作用があります。そのため、血栓のある人、血栓を起こす恐れのある人は、注意が必要です。
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03
a.正
アドレナリン作動成分は交感神経を刺激して鼻などの粘膜の充血を和らげ、気管・気管支を拡げる作用があります。
b.正
メチルエフェドリン塩酸塩は交感神経を刺激し、気管支を拡張させる他、心臓にも働きかけるため、高齢者では心悸亢進や血圧上昇などに注意が必要です。
c.正
抗コリン成分は、鼻腔内の粘液分泌を抑え、副交感神経を抑制することでくしゃみなどを抑えます。
d.誤
トラネキサム酸は気道や鼻粘膜などの炎症を抑えます。
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