登録販売者の過去問
平成27年度(地域1)
人体の働きと医薬品 問71
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問題
登録販売者試験 平成27年度(地域1) 人体の働きと医薬品 問71 (訂正依頼・報告はこちら)
脳や神経系に関する記述について、正しいものの組み合わせはどれか。
a 脳の下部には、自律神経系、ホルモン分泌等の様々な調節機能を担っている部位( 視床下部等 )がある。
b 脊髄は脊椎の中にあり、脳と末梢の間で刺激を伝えるほか、末梢からの刺激の一部に対して脳を介さずに刺激を返す場合がある。
c 交感神経系は体が食事や休憩等の安息状態となるように働き、副交感神経は体が恐怖等の緊張状態に対応した態勢をとるように働く。
d 交感神経の節後線維の末端から放出される神経伝達物質はアセチルコリンであり、副交感神経の節後線維の末端から放出される神経伝達物質はノルアドレナリンである。
a 脳の下部には、自律神経系、ホルモン分泌等の様々な調節機能を担っている部位( 視床下部等 )がある。
b 脊髄は脊椎の中にあり、脳と末梢の間で刺激を伝えるほか、末梢からの刺激の一部に対して脳を介さずに刺激を返す場合がある。
c 交感神経系は体が食事や休憩等の安息状態となるように働き、副交感神経は体が恐怖等の緊張状態に対応した態勢をとるように働く。
d 交感神経の節後線維の末端から放出される神経伝達物質はアセチルコリンであり、副交感神経の節後線維の末端から放出される神経伝達物質はノルアドレナリンである。
- ( a、b )
- ( a、c )
- ( b、d )
- ( c、d )
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この過去問の解説 (3件)
01
b.正しい文章です。文章後半の、抹消の刺激を脳に伝えず、刺激を返すことを脊髄反射といいます。一緒に覚えておきましょう。
c.誤りです。説明が逆になっています。交感神経が恐怖や闘争などの緊張状態に対応し、副交感神経が食事や休憩等の安息状態に対応しています。
d.誤りです。こちらも説明が逆になっています。交感神経の伝達物質がノルアドレナリン、副交感神経の伝達物質がアセチルコリンです。ただし汗腺を支配する交感神経線維の末端でのみ、アセチルコリンが伝達物質として、放出されています。プラスの知識として覚えておきましょう。
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02
正解ー(a、b):中枢神経系は脳と脊髄によって構成されています(a)。
(b)の問題文は脊髄反射についての説明です。
c:自律神経系は交感神経系と副交感神経系からなります。交感神経系は一般に緊張状態の時、副交感神経系は安息状態の時に無意識に作動します。
d:問題文の「アセチルコリン」と「ノルアドレナリン」を逆にすると正解になります。
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03
正解:1 (a b)
脳や神経系に関する問題
a 正:問題文の通りです。
b 正:問題文の通りです。一部に脊髄反射に関する記述が含まれています。
c 誤:問題文は、「交感神経系」と「副交感神経系」の部分を入れ替えると正しい文章になります。
d 誤:問題文は、「アセチルコリン」と「ノルアドレナリン」の部分を入れ替えると正しい文章になります。
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