登録販売者の過去問
平成30年度(東京都)
人体の働きと医薬品 問38

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問題

登録販売者試験 平成30年度(東京都) 人体の働きと医薬品 問38 (訂正依頼・報告はこちら)

精神神経系に現れる医薬品の副作用に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

a  精神神経症状は、医薬品の大量服用や長期連用、乳幼児への適用外の使用等の不適正な使用がなされた場合に限らず、通常の用法・用量でも発生することがある。
b  無菌性髄膜炎の症状は、首筋のつっぱりを伴う激しい頭痛、発熱、吐きけなどが現れるものであり、早期に原因医薬品の使用を中止しても回復せず、予後不良となることがほとんどである。
c  心臓や血管に作用する医薬品の使用により、頭痛やめまい、浮動感(体がふわふわと宙に浮いたような感じ)、不安定感(体がぐらぐらする感じ)等が生じることがある。
  • a:正  b:正  c:正
  • a:正  b:誤  c:誤
  • a:誤  b:正  c:正
  • a:誤  b:正  c:誤
  • a:正  b:誤  c:正

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この過去問の解説 (4件)

01

答:5

a:正  精神神経症状は不眠、不安、眠気、うつ等がありますが、眠気は重大な事故につながりやすいので、十分な注意が必要です。

b:誤  予後は比較的良好であることがほとんどです。ただし、なかには重篤な中枢神経系の後遺症が残った例も報告されています。

c:正  いずれの場合も、症状が現れた時には、原因と考えられる医薬品の使用を中止し、医師の診察を受けることが重要です。

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02

解答:5

a.正
不眠やうつ病、眠気などの精神神経症状が現れた場合は、服用を中止します。

b.誤
無菌性髄膜炎はウイルス性の病変と考えられており、高熱などが出ますが、予後は良好であることが多いです。

c.正
長期連用などにより、倦怠感や虚脱感が生じるおそれもあります。

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03

正解は 5 です。

a:正

精神神経症状は、医薬品の副作用により中枢神経系が影響を受けることで起こり、症状が現れた場合は、原因と考えられる医薬品の使用を中止し、場合によっては医師の診療を受けるなどの対応が必要です。

b:誤

無菌性髄膜炎の症状は、首筋のつっぱりを伴う激しい頭痛、発熱、吐きけ・嘔吐などが現れるものであり、早期に原因医薬品の使用を中止すれば、速やかに回復し、予後は比較的良好です。

c:正

また、医薬品を長期連用したり、過量服用するなどの不適正な使用によって、倦怠感や虚脱感などを生じることなどがあります。

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04

正解:5 正 誤 正

精神神経系に現れる医薬品の副作用に関する正誤問題

a 正:問題文の通りです。

b 誤:早期に原因医薬品の使用を中止すれば、ほとんどの場合予後は良好です。

c 正:問題文の通りです。心臓や血管に作用する医薬品には、センソやジャコウなどの生薬成分が配合されています。

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