登録販売者の過去問
令和元年度(東京都)
医薬品に共通する特性と基本的な知識 問1

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

登録販売者試験 令和元年度(東京都) 医薬品に共通する特性と基本的な知識 問1 (訂正依頼・報告はこちら)

医薬品の本質に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

a  人体に対して使用されない医薬品は、人の健康に影響を与えることはない。

b  医薬品は、市販後にも、医学・薬学等の新たな知見、使用成績等に基づき、その有効性、安全性等の確認が行われる仕組みになっている。

c  医薬品について、医薬品医療機器等法では、健康被害の発生の可能性がある場合のみ、異物等の混入、変質等があってはならない旨を定めている。
  • a:正  b:正  c:正
  • a:正  b:正  c:誤
  • a:正  b:誤  c:正
  • a:誤  b:誤  c:正
  • a:誤  b:正  c:誤

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

a 一般用医薬品には、誤って人体に付着した場合に健康被害を生じるおそれのあるものがあります。
例)殺虫剤など
それらには「人体に使用しないこと」という注意書きがあります。

b 正しいです。
医薬品は市販されて終わりではありません。
「製造販売後の調査及び試験の実施」「製造販売後安全管理基準」に基づいています。

c 医薬品は、人の生命や健康に密接に関連します。
高い水準で均一な品質を保証されている必要があり、健康被害の発生有無に問わず、異物混入や変質等はあってはなりません。

参考になった数62

02

解答:5

a:誤
人体に対して使用されない動物用医薬品や殺虫剤が、誤って人体に使用されたり、人体が晒されると健康を害するおそれがあります。

b:正
医薬品は、市販後も、臨床試験では得られなかった有効性や安全性等の情報収集が行われる仕組みになっています。
調査内容はGPSPとGVPという2つの省令に記載されています。

c:誤
すべての医薬品は健康被害の可能性の有無に関わらず高い水準で均一に品質が保たれる必要があり、異物混入や変質などがあってはなりません。

参考になった数22

03

正解:5 誤 正 誤

医薬品の本質に関する正誤問題

a 誤:殺虫剤などは、人に悪影響を及ぼす場合があります。

b 正:問題文の通りです。リスク区分の見直しや承認基準の見直しなどは、絶えず行われています。

c 誤:医薬品には健康に被害を及ぼさない場合でも異物等の混入・変質等があってはならないと、薬機法で定められています。

参考になった数5