登録販売者の過去問
令和元年度(東京都)
人体の働きと医薬品 問21
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問題
登録販売者試験 令和元年度(東京都) 人体の働きと医薬品 問21 (訂正依頼・報告はこちら)
消化器系に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 消化管は、口腔から肛門まで続く管で、平均的な成人で全長約9mある。
b 肝臓は、大きい臓器であり横隔膜の直上に位置し、胆汁を産生する。
c 咽頭は、口腔から食道に通じる食物路と、呼吸器の気道が交わるところである。
d 歯冠の表面はエナメル質で覆われ、エナメル質の下に象牙質と呼ばれる硬い骨状の組織があり、神経や血管が通る歯髄を取り囲んでいる。
a 消化管は、口腔から肛門まで続く管で、平均的な成人で全長約9mある。
b 肝臓は、大きい臓器であり横隔膜の直上に位置し、胆汁を産生する。
c 咽頭は、口腔から食道に通じる食物路と、呼吸器の気道が交わるところである。
d 歯冠の表面はエナメル質で覆われ、エナメル質の下に象牙質と呼ばれる硬い骨状の組織があり、神経や血管が通る歯髄を取り囲んでいる。
- a:正 b:正 c:誤 d:正
- a:正 b:誤 c:正 d:誤
- a:誤 b:正 c:正 d:誤
- a:正 b:誤 c:正 d:正
- a:誤 b:正 c:誤 d:正
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この過去問の解説 (3件)
01
小腸だけで6〜7m、大腸は約1.5mの長さがあります。
b 肝臓は体内でもっとも大きい臓器で肋骨に守られていて、上は横隔膜、下は胃や十二指腸に接しています。
c 正しいです。
飲食物を飲み込む時には喉頭蓋が反射的に閉じられ、咽頭や気道に入らずに、食道へと送られます。
d 正しいです。
エナメル質は人体の中で最もかたい部分です。
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02
正しい文章です。
飲食物はそのままの形では栄養分として利用できないため、消化管で吸収される形に分解されます。
b. ×
肝臓は体内で最も大きい臓器ですが、横隔膜の直上ではなく、直下に位置しています。
c. ○
正しい文章です。
飲食物を飲み込む運動、嚥下が行われる時に、咽頭の入り口にある弁、喉頭蓋が反射的に閉じることで、飲食物が喉頭や気管に流入するのを防ぎます。
d. ○
正しい文章です。
歯の齲蝕(虫歯)によってエナメル質が溶け、象牙質に達すると、冷たい水などの刺激が、象牙質の細かい穴を通って歯髄に達して、神経が刺激されるため、歯がしみたり痛みを感じたりします。
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03
a.正
消化管は、口腔から肛門まで続く管で、食物を吸収しやすい大きさに消化し、体に必要な栄養分を吸収し、吸収されないものを排出します。
b.誤
肝臓は、横隔膜の直下に位置し、胆汁を産生したり、ブドウ糖をグリコーゲンとして蓄えたり、アルコールや医薬品を代謝する臓器です。
c.正
咽頭は、口腔から食道に通じる食物路と、呼吸器の気道が交わるところで、喉頭の入り口の喉頭蓋が反射的に閉じることにより、気道に飲食物が入るのを防ぎます。
d.正
歯冠の表面は身体の中でも最も硬いエナメル質で覆われ、多少その内部からミネラルが溶け出したくらいでは、象牙質に伝わることがないので、痛みを感じません。
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