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登録販売者の過去問 令和元年度 主な医薬品とその作用 問84

問題

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婦人薬及びその適用対象となる体質・症状に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

a  月経の約10~3日前に現れ、月経開始と共に消失する腹部膨満感、頭痛、乳房痛などの身体症状や感情の不安定、抑鬱などの精神症状を主体とするものを、月経前症候群という。

b  妊娠中の女性ホルモン成分の摂取によって胎児の先天性異常の発生が報告されており、妊婦又は妊娠していると思われる女性では、エストラジオールを含有する医薬品の使用を避ける必要がある。

c  桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)は、体力中等度又はやや虚弱で冷えがあるものの胃腸炎、腰痛、神経痛、関節痛、月経痛、頭痛、更年期障害、感冒に適すとされ、構成生薬としてカンゾウを含む。

d  当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)は、体力中等度以上で、のぼせて便秘しがちなものの月経不順、月経困難症、月経痛、月経時や産後の精神不安、腰痛、便秘、高血圧の随伴症状(頭痛、めまい、肩こり)、痔(じ)疾、打撲症に適すとされ、構成生薬としてカンゾウを含む。
   1 .
a:正  b:正  c:誤  d:誤
   2 .
a:正  b:正  c:誤  d:正
   3 .
a:正  b:誤  c:正  d:誤
   4 .
a:誤  b:正  c:正  d:正
   5 .
a:誤  b:誤  c:誤  d:正
( 登録販売者試験 令和元年度 主な医薬品とその作用 問84 )
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この過去問の解説 (3件)

22
a 正しいです。
月経前症候群(PMS)は、それ以外にもさまざな症状となってあらわれます。

b 正しいです。
妊娠中の使用は禁忌です。
また、血栓症を生じるおそれがあるため、長期連用は避けることが望ましいです。

c 桂枝茯苓丸は、カンゾウを含みません。
比較的体力のある、月経不順や月経異常、更年期障害に用いられます。

d 当帰芍薬散は、体力虚弱で冷え性、貧血気味の人の、更年期障害に用いられます。
カンゾウは含まれていません。
胃腸の弱い人には胃部不快感の副作用が出やすく、不向きとされています。

付箋メモを残すことが出来ます。
17
a. ○
月経前症候群(PMS)は、月経、妊娠、産褥、分娩、更年期等の生理現象や、流産、人工妊娠中絶、避妊手術等による異常生理によって起こる、血の道症のうちの一つです。

b. ○
女性ホルモン成分は外用剤に配合され、膣粘膜や外陰部に使用します。
胎児の先天性異常の発生が報告されている他に、吸収された成分の一部が乳汁中に移行するため、授乳中も使用を避けるべきとされています。

c. ×
問題の文章は、五積散(ごしゃくさん)の説明です。
桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)は、比較的体力があり、ときに下腹部痛、肩こり、頭重、めまい、のぼせて足冷え等を訴えるものの、月経不順、月経異常、月経痛、更年期障害、血の道症、肩こり、めまい、頭重、打ち身、しもやけ、しみ、湿疹、皮膚炎、にきびに適していますが、体の虚弱な人には不向きで、稀に重篤な副作用として、肝機能障害を起こすことが知られています。

d. ×
問題の文章は、桃核承気湯(とうかくじょうきとう)の説明です。
当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)は、体力虚弱で、冷え性で貧血の傾向があり疲労しやすく、ときに下腹部痛、頭重、めまい、肩こり、耳鳴り、動悸等を訴えるものの月経不順、月経異常、月経痛、更年期障害、産前産後あるいは流産による障害(貧血、疲労倦怠、めまい、むくみ)、めまい・立ちくらみ、頭重、肩こり、腰痛、足腰の冷え性、しもやけ、むくみ、しみ、耳鳴り、低血圧に適するとされますが、胃腸の弱い人では、胃部不快感等の副作用が現れやすい等、不向きとされています。

1

正しいものの組み合わせは1です。

a~dの各文については以下のとおりです。

a.正しいです。文のとおりです。

月経前症候群の略称はPMSでよく、

この略称名で目にすることも多いと思います。

b.正しいです。文のとおりです。

エストラジオールに関しては、乳汁中に吸収された成分の一部が

移行することから母乳を与えている人にも避けるべきものとされています。

c.誤りです。

桂枝茯苓丸」ではなく、「五積散」についての説明です。

「桂枝茯苓丸」は、「比較的体力があり、ときに下腹部痛、肩こり、

頭重、めまい、のぼせて足冷えなどを訴えるものの、月経不順、

月経異常、月経痛、更年期障害、血の道症、肩こり、めまい、頭重、

打ち身(打撲症)、しもやけ、しみ、湿疹・皮膚炎、にきびに適す」とされています。

d.誤りです。

「当帰芍薬散」ではなく「桃核承気湯」についての説明です。

「当帰芍薬散」は、「体力虚弱で、冷え性で貧血の傾向があり疲労しやすく、

ときに下腹部痛、頭痛、めまい、肩こり、耳鳴り、

動悸などを訴えるものの月経不順、月経異常、月経痛、更年期障害、

産前産後あるいは流産による障害、めまい・立ちくらみ、頭重、肩こり、

腰痛、足腰の冷え症、しもやけ、むくみ、しみ、耳鳴り、低血圧に適す」

とされています。

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