登録販売者の過去問
令和元年度(東京都)
医薬品の適正使用と安全対策 問102
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
登録販売者試験 令和元年度(東京都) 医薬品の適正使用と安全対策 問102 (訂正依頼・報告はこちら)
次の医薬品成分のうち、一般用医薬品の添付文書等において、妊娠期間の延長、胎児の動脈管の収縮・早期閉鎖、子宮収縮の抑制、分娩時出血の増加のおそれがあるため、「次の人は服用しないこと」の項目中に、「出産予定日12週以内の妊婦」と記載することとされている成分はどれか。
- アミノ安息香酸エチル
- ブロモバレリル尿素
- ロペラミド塩酸塩
- ビタミンA
- アスピリンアルミニウム
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
アミノ安息香酸エチルは局所麻酔成分で、胃薬や酔い止め、外用薬にも配合されていることがあります。
メトヘモグロビン血症を起こす恐れがあるため、6歳未満の小児では使用しないこととされています。
b. ×
ブロモバレリル尿素は、催眠・鎮静作用がある成分で、鎮痛薬等にも配合されていることがあるものですが、胎児障害を起こす恐れがあるため、妊娠中の人は服用しないことが望ましいとされています。
c. ×
ロペラミド塩酸塩は止瀉成分で、下痢止めに配合されていることがある成分です。
乳汁中に移行する可能性があるため、授乳中の人は服用しないか、服用中は授乳を避けることとされています。
d. ×
ビタミンAは、妊娠3ヶ月以内の妊婦では過剰摂取に注意することとされています。
この時期に過剰に摂取すると、催奇形性の恐れがあるためです。
e. ○
アスピリンアルミニウムは鎮痛等の作用を持つ成分ですが、血液を凝固させにくくする作用もあり、また妊娠期間の延長、胎児の動脈管の収縮・早期閉鎖、子宮収縮の抑制、分娩時出血の増加の恐れがあるため、出産予定日12週以内の妊婦では、服用しないこととされています。
参考になった数29
この解説の修正を提案する
02
6歳未満は使用しないこととなっています。
2. ブロモバレリル尿素
妊婦は相談することとなっています。
3. ロペラミド塩酸塩
4. ビタミンA
妊娠前後の3ヶ月、合計6ヶ月以内は、大量摂取を控えることとなっています。
5. アスピリンアルミニウム
出産予定12週以内の妊婦は服用しないこと、となっています。
アスピリンのほか、イブプロフェンも同様です。
参考になった数19
この解説の修正を提案する
03
1.誤
アミノ安息香酸エチルはメトヘモグロビン血症を起こすおそれがあるため、6歳未満の小児は服用しないよう記載されています。
2.誤
ブロモバレリル尿素は胎児に影響を及ぼすおそれがあるため、妊婦は使用を避けるように注意します。
3.誤
ロペラミド塩酸塩は乳汁中に移行するおそれがあるため、授乳中は使用を避けるか、授乳を避けるようにします。
4.誤
ビタミンAは妊娠3ヶ月前から妊娠3ヶ月までの間に1日 10,000 国際単位以上を継続的に摂取した場合、口蓋裂などの胎児の先天異常の増加が認められたという報告があるため、妊娠3ヶ月以内の妊婦や妊娠を希望する人は過剰摂取しないよう注意が必要です。
5.正
アスピリンアルミニウムを出産予定日12週以内の妊婦が服用すると、妊娠期間の延長、胎児の動脈管の収縮・早期閉鎖、子宮収縮の抑制、分娩時出血の増加のおそれがあるとされています。
参考になった数12
この解説の修正を提案する
前の問題(問101)へ
令和元年度(東京都)問題一覧
次の問題(問103)へ