登録販売者の過去問
令和元年度(東京都)
医薬品の適正使用と安全対策 問103

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問題

登録販売者試験 令和元年度(東京都) 医薬品の適正使用と安全対策 問103 (訂正依頼・報告はこちら)

次の医薬品成分のうち、一般用医薬品の添付文書等において、「次の人は使用しないこと」の項目中に「ぜんそくを起こしたことがある人」と記載することとされている外皮用薬の成分として、正しいものの組合せはどれか。

a  デキサメタゾン
b  テルビナフィン塩酸塩
c  ピロキシカム
d  フェルビナク
  • (a、b)
  • (a、c)
  • (a、d)
  • (b、d)
  • (c、d)

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この過去問の解説 (3件)

01

解答:5

a.誤
デキサメタゾンは外用薬に使われるステロイド成分で長期連用や広範囲、化膿している部位への使用は避けるようにします。

b.誤
テルビナフィン塩酸塩は抗真菌成分で、強い刺激や痛みが生じるおそれがあるため、ただれていたり傷がある部位には使用を控えます。

c.正
ピロキシカムは非ステロイド性抗炎症成分(NSAIDs)で、喘息(アスピリン喘息)の副作用を起こす可能性があるため、喘息既往歴のある人への使用は避けます。

d.正
フェルビナクは非ステロイド性抗炎症成分(NSAIDs)で、喘息(アスピリン喘息)の副作用を起こす可能性があるため、喘息既往歴のある人への使用は避けます。

参考になった数24

02

a デキサメタゾンは、長期連用・広範囲への使用は避けることとなっています。

b テルビナフィン塩酸塩は、特に注意はありません。

c
d ピロキシカムとフェルビナクは、喘息を起こしたことがある人は使用できません。
また、光線過敏症にも注意が必要です。
患部は衣服やサポーターで覆うなどします。

参考になった数6

03

抗炎症作用、鎮痛作用、解熱作用を有する、ステロイドではない薬剤、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)では、副作用としてアスピリン喘息を起こす恐れがあるため、喘息を起こしたことがある人は、使用を避けることとされています。
アスピリン喘息でなくても、喘息を起こしたことがある人は使用を避けます。

選択肢abcd中、c:ピロキシカム、d:フェルビナクはNSAIDsであるため、喘息を起こしたことがある人は使用しないこととされています。

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