登録販売者の過去問
令和2年度(東京都)
人体の働きと医薬品 問40
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
登録販売者試験 令和2年度(東京都) 人体の働きと医薬品 問40 (訂正依頼・報告はこちら)
皮膚に現れる医薬品の副作用に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 外用薬による光線過敏症が現れた場合は、原因と考えられる医薬品の使用を中止し、患部は洗浄せずそのままの状態で、白い生地や薄手の服で遮光し、速やかに医師の診療を受ける必要がある。
b 外用薬による光線過敏症の症状は、医薬品が触れた部分のみでみられるものであり、貼付剤の場合、剥がした後は発症しない。
c 薬疹(しん)は、あらゆる医薬品で起きる可能性があり、同じ医薬品でも生じる発疹の型は人によって様々である。
d 薬疹は、それまで薬疹を経験したことがない人であっても、暴飲暴食や肉体疲労が誘因となって現れることがある。
a 外用薬による光線過敏症が現れた場合は、原因と考えられる医薬品の使用を中止し、患部は洗浄せずそのままの状態で、白い生地や薄手の服で遮光し、速やかに医師の診療を受ける必要がある。
b 外用薬による光線過敏症の症状は、医薬品が触れた部分のみでみられるものであり、貼付剤の場合、剥がした後は発症しない。
c 薬疹(しん)は、あらゆる医薬品で起きる可能性があり、同じ医薬品でも生じる発疹の型は人によって様々である。
d 薬疹は、それまで薬疹を経験したことがない人であっても、暴飲暴食や肉体疲労が誘因となって現れることがある。
- a:正 b:正 c:正 d:誤
- a:誤 b:正 c:誤 d:誤
- a:正 b:誤 c:正 d:正
- a:正 b:正 c:誤 d:正
- a:誤 b:誤 c:正 d:正
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
a 誤
光線過敏症が現れた場合には、医薬品の使用を中止して、患部を洗い流します。
その後、紫外線を通さない濃い色の服や布で遮断して、医師の診察を受ける必要があります。
b 誤
光線過敏症は、医薬品が触れた部分だけでなく、全身に広がることがあります。
また、貼付剤を剥がした後でも、紫外線にさらされると発症するおそれがあります。
c 正
医薬品の使用で発生する副作用の薬疹は、同じ医薬品でもさまざまな症状を生じます。
d 正
あらゆる医薬品が薬疹の原因となりえます。
また、薬疹を起こした同種の医薬品を使用すると、より重篤なアレルギー症状を生じるおそれがあります。
参考になった数21
この解説の修正を提案する
02
正解は5番です。
a: 誤り
光過敏症が現れた場合は、原因となる医薬品の使用を中止し、皮膚に医薬品が残らないように患部を十分に洗浄します。そして、光が当たらないように服等で遮光し、速やかに医師の診察を受けるようにします。薄手の服や、白い生地は光を通すのでNGです。
b: 誤り
光過敏症では、医薬品が触れていた部分だけではなく、全身に広がって重篤化する可能性があります。
また貼付剤の場合は剥がした後でも発症することがあります。
c: 正しい
薬疹は、医薬品によって引き起こされるアレルギー反応の一種です。現れる発疹・発赤の症状は人によって様々で、赤い大小の紅点や、小さく盛り上がった湿疹、水疱、蕁麻疹などがあります。
d: 正しい
薬疹を生じやすい人は、アレルギー体質の人や以前に薬疹を起こしたことがある人です。しかし、選択肢にあるように、薬疹を経験したことがない人でも、暴飲暴食や肉体疲労が誘因となって現れることがあります。
参考になった数9
この解説の修正を提案する
03
正しい組み合わせは5です。
a~dの各文については以下のとおりです。
a.誤りです。
文中の「患部は洗浄せずそのままの状態で」が誤りです。
正しくは「患部を洗浄して」です。
b.誤りです。
光線過敏症は医薬品が触れた部分だけでなく、
全身に広がって重篤化する場合があります。
貼付剤をはがしても、発症する可能性があると考えられます。
c.正しいです。文のとおりです。
d.正しいです。文のとおりです。
参考になった数0
この解説の修正を提案する
前の問題(問39)へ
令和2年度(東京都)問題一覧
次の問題(問41)へ