登録販売者の過去問
令和3年度(東京都)
医薬品の適正使用と安全対策 問109

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問題

登録販売者試験 令和3年度(東京都) 医薬品の適正使用と安全対策 問109 (訂正依頼・報告はこちら)

次の一般用医薬品のうち、その添付文書等において、乳児に神経過敏を起こすことがあるため、「次の人は服用しないこと」の項目中に「授乳中の人は本剤を服用しないか、本剤を服用する場合は授乳を避けること」と記載することとされている主な成分・薬効群の正誤について、正しい組合せはどれか。

a  ジフェンヒドラミンサリチル酸塩が配合された鎮暈(うん)薬
b  テオフィリンが配合された鎮咳(がい)去痰(たん)薬
c  ブロモバレリル尿素が配合された解熱鎮痛薬
d  ダイオウが配合された漢方処方製剤
  • a:誤  b:誤  c:正  d:正
  • a:正  b:誤  c:誤  d:誤
  • a:正  b:誤  c:正  d:誤
  • a:正  b:正  c:誤  d:正
  • a:誤  b:正  c:誤  d:誤

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は「5」です。(誤・正・誤・誤)

a:ジフェンヒドラミンサリチル酸塩は「乳児に昏睡のおそれ」があります。

b:正しい記述です。

 テオフィリンが配合された鎮咳去痰薬は「乳児に神経過敏をおこすことがある」ため、授乳中は避ける必要があります。

c:ブロモバレリル尿素は、授乳中のひとは服用を避ける成分ではありません。

d:ダイオウは、「神経過敏」では無く「乳児に下痢のおそれ」があります。

 

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02

正解:5 誤・正・誤・誤

「授乳中の人は本剤を服用しないか、本剤を服用する場合は授乳を避けること」とされている一般用医薬品に関する正誤問題

a 誤:ジフェンヒドラミンサリチル酸塩は、抗ヒスタミン成分です。乳児に昏睡を生じることがあります。

b 正:テオフィリンは、キサンチン系気管支拡張成分です。乳児に神経過敏を起こすことが知られています。

c 誤:ブロモバレリル尿素は、鎮静成分です。胎児に障害を引き起こす可能性があり、妊娠又は妊娠していると思われる女性は使用が禁じられています。

d 誤:ダイオウは、大腸刺激性瀉下成分です。乳児に下痢を起こす危険があります。

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03

正解は「5」です。

a:誤

ジフェンヒドラミンサリチル酸塩が配合された薬は、乳児に昏睡を起こすおそれがあるため使用してはいけません。

b:正

テオフィリンが配合された鎮咳(がい)去痰(たん)薬は、乳児に神経過敏を起こすことがあるため使用してはいけません。

c:誤

ブロモバレリル尿素が配合された解熱鎮痛薬は、服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないこととされているだけで、妊婦、授乳婦等が避けなければいけない成分ではありません。

d:誤

ダイオウが配合された漢方処方製剤は、乳児に下痢を起こすおそれがあるため使用してはいけません。

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