登録販売者の過去問
令和4年度(東京都)
医薬品に共通する特性と基本的な知識 問6
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
登録販売者試験 令和4年度(東京都) 医薬品に共通する特性と基本的な知識 問6 (訂正依頼・報告はこちら)
医薬品の副作用に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a 世界保健機関(WHO)の定義によれば、医薬品の副作用とは、「疾病の予防、診断、治療のため、又は身体の機能を正常化するために、人に通常用いられる量で発現する医薬品の有害かつ意図しない反応」とされている。
b 眠気や口渇等の比較的よく見られる症状は、副作用といわない。
c 副作用は、血液や内臓機能への影響等のように、明確な自覚症状として現れないこともある。
d 複数の疾病を有する人の場合、ある疾病に対して使用された医薬品の作用により、別の疾病の症状が悪化することはない。
a 世界保健機関(WHO)の定義によれば、医薬品の副作用とは、「疾病の予防、診断、治療のため、又は身体の機能を正常化するために、人に通常用いられる量で発現する医薬品の有害かつ意図しない反応」とされている。
b 眠気や口渇等の比較的よく見られる症状は、副作用といわない。
c 副作用は、血液や内臓機能への影響等のように、明確な自覚症状として現れないこともある。
d 複数の疾病を有する人の場合、ある疾病に対して使用された医薬品の作用により、別の疾病の症状が悪化することはない。
- (a,b)
- (a,c)
- (a,d)
- (b,c)
- (b,d)
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
医薬品の副作用に関する問題です。
a【〇】 世界保健機関(WHO)の定義によれば、医薬品の副作用とは、「疾病の予防、診断、治療のため、又は身体の機能を正常化するために、人に通常用いられる量で発現する医薬品の有害かつ意図しない反応」とされています。
b【×】 副作用は眠気や口渇といった比較的よく見られるものから、内臓機能へ影響を及ぼすような重篤なものまで、その程度は様々です。
c【〇】 副作用は自覚できるものだけでなく、明確な自覚症状として現れない場合があるため、継続して使用する場合は医療機関への受診を促す必要があります。
d【×】 複数の疾病を有する人の場合、ある疾病に対して使用された医薬品の作用により、別の疾病の症状を悪化させる可能性があります。
参考になった数12
この解説の修正を提案する
02
これは医薬品の副作用についての問題です。
a:副作用は、大きく分けると「薬理作用による副作用」と「アレルギー(過敏反応)」の2つになります。
b:眠気や口渇等の比較的よく見られる症状も、副作用です。
副作用は、比較的よく見られるものから、日常生活に支障を来すような健康被害を生じる重大なものまでさまざまです。
c:副作用は、容易に異変を自覚できるものばかりでなく、血液や内臓機能への影響等のように、すぐに明確な自覚症状として現れないこともあります。
d:ある疾病に対して使用された医薬品の作用により、別の疾病の症状が悪化したり、治療が妨げられることがあります。
参考になった数3
この解説の修正を提案する
03
医薬品の副作用は、発生原因の観点から次のように大別することができます。
①薬理作用による副作用
②アレルギー(過敏反応)
正解です。
・医薬品の副作用とは、「疾病の予防、診断、治療のため、又は身体の機能を正常化するために、人に通常用いられる量で発現する医薬品の有害かつ意図しない反応」と定義されています。
・眠気や口渇等の比較的よく見られるものも副作用の1つです。
・副作用は、容易に異変を自覚できるものばかりでなく、血液や内臓機能への影響等のように、明確な自覚症状として現れないこともあります。
・ある疾病のために使用された医薬品の作用が、別の疾病に対しては症状を悪化させたり、治療が妨げられたりすることもあります。
本解説は、厚生労働省作成「登録販売者試験問題作成に関する手引き(令和5年4月)」より引用して作成しています。
登録販売者試験問題作成に関する手引き(令和5年4月):
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000082537.html
参考になった数2
この解説の修正を提案する
前の問題(問5)へ
令和4年度(東京都)問題一覧
次の問題(問7)へ