登録販売者の過去問
令和4年度(東京都)
医薬品に共通する特性と基本的な知識 問7
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問題
登録販売者試験 令和4年度(東京都) 医薬品に共通する特性と基本的な知識 問7 (訂正依頼・報告はこちら)
医薬品の適正使用に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 選択された一般用医薬品が適切ではなく、症状が改善しないまま使用し続けている場合には、副作用を招く危険性が増すことがある。
b 医薬品を本来の目的以外の意図で、定められた用量を意図的に超えて服用してもよい。
c 青少年は、薬物乱用の危険性に関する認識や理解が十分であり、薬物を興味本位で乱用することはない。
a 選択された一般用医薬品が適切ではなく、症状が改善しないまま使用し続けている場合には、副作用を招く危険性が増すことがある。
b 医薬品を本来の目的以外の意図で、定められた用量を意図的に超えて服用してもよい。
c 青少年は、薬物乱用の危険性に関する認識や理解が十分であり、薬物を興味本位で乱用することはない。
- a:正 b:正 c:誤
- a:正 b:誤 c:正
- a:誤 b:正 c:誤
- a:誤 b:誤 c:誤
- a:正 b:誤 c:誤
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この過去問の解説 (3件)
01
医薬品の適正使用に関する問題です。
a【〇】 一般用医薬品を漫然と使用し続けている場合、副作用を招く危険性が増し、適切な治療の機会を失うことにもつながります。
b【×】 定められた用量を超えて服用することを医薬品の乱用と言います。過剰摂取により急性中毒を起こす危険性が高くなるため、定められた用量を守る必要があります。
c【×】 青少年は、薬物乱用の危険性に関する認識や理解が必ずしも十分ではなく、興味本位や好奇心から薬物を乱用することがあるため注意が必要です。
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02
これは医薬品の適正使用についての問題です。
a:一般用医薬品の場合、選択して使用するのは主に一般の生活者ですから、適切に使用するためには、販売時における専門家の関与が特に重要となります。
b:医薬品は本来の目的以外の意図で、定められた用量を意図的に超えて服用してはいけません。
c:青少年は、薬物乱用の危険性に関する認識や理解が十分でなく、薬物を興味本位で乱用することがあるため注意が必要です。
薬物の乱用は乱用者自身の健康を害するだけでなく、社会的な弊害を生じるおそれが大きいため、小中学生のうちからの啓発が重要となります。
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03
医薬品の不適正な使用は、概ね以下の2つに大別することができます。
①使用する人の誤解や認識不足に起因する不適正な使用
②医薬品を本来の目的以外の意図で使用する不適正な使用
正解です。
・選択された医薬品が適切ではなく、症状が改善しないまま使用し続けている場合は、副作用を招く危険性が増すばかりでなく、適切な治療の機会を失うことにもつながります。
・医薬品を本来の目的以外の意図で、定められた用量を意図的に超えて服用したり、みだりに他の医薬品や酒類等と一緒に摂取するといった乱用はしてはいけません。
・青少年は、薬物乱用の危険性に関する認識や理解が必ずしも十分でなく、好奇心から身近に入手できる薬物を興味本位で乱用することがあるので、注意が必要です。
本解説は、厚生労働省作成「登録販売者試験問題作成に関する手引き(令和5年4月)」より引用して作成しています。
登録販売者試験問題作成に関する手引き(令和5年4月):
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000082537.html
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