登録販売者の過去問
令和4年度(東京都)
主な医薬品とその作用 問6
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問題
登録販売者試験 令和4年度(東京都) 主な医薬品とその作用 問6 (訂正依頼・報告はこちら)
乗物酔い(動揺病)及び鎮暈(うん)薬(乗物酔い防止薬)とその配合成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 3歳未満では、乗物酔いが起こることはほとんどないとされている。
b 副作用が強く現れるおそれがあるので、鎮暈(うん)薬とかぜ薬やアレルギー用薬(鼻炎用内服薬を含む。)等との併用は避ける必要がある。
c 抗めまい成分、抗ヒスタミン成分、抗コリン成分及び鎮静成分には、いずれも眠気を促す作用がある。
d アミノ安息香酸エチルは、胃粘膜への麻酔作用によって嘔(おう)吐刺激を和らげ、乗物酔いに伴う吐きけを抑えることを目的として配合されている場合がある。
a 3歳未満では、乗物酔いが起こることはほとんどないとされている。
b 副作用が強く現れるおそれがあるので、鎮暈(うん)薬とかぜ薬やアレルギー用薬(鼻炎用内服薬を含む。)等との併用は避ける必要がある。
c 抗めまい成分、抗ヒスタミン成分、抗コリン成分及び鎮静成分には、いずれも眠気を促す作用がある。
d アミノ安息香酸エチルは、胃粘膜への麻酔作用によって嘔(おう)吐刺激を和らげ、乗物酔いに伴う吐きけを抑えることを目的として配合されている場合がある。
- a:正 b:正 c:正 d:正
- a:正 b:正 c:正 d:誤
- a:正 b:正 c:誤 d:正
- a:正 b:誤 c:正 d:正
- a:誤 b:正 c:正 d:正
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この過去問の解説 (3件)
01
乗物酔い防止薬は、乗物酔い(動揺病)によるめまい、吐きけ、頭痛を防止し、緩和することを目的とする医薬品です。
正解です。
・3歳未満では、乗物酔いが起こることはほとんどないとされています。
・鎮静作用や副作用が強く現れるおそれがあるので、かぜ薬、解熱鎮痛薬、催眠鎮静薬、 鎮咳去痰薬、胃腸鎮痛鎮痙薬、アレルギー用薬等との併用は避ける必要があります。
・抗めまい成分、抗ヒスタミン成分、抗コリン成分及び鎮静成分には、いずれも眠気を促す作用 があります。
・胃粘膜への麻酔作用によって嘔吐刺激を和らげ、乗物酔いに伴う吐きけを抑えることを目的として、アミノ安息香酸エチルのような局所麻酔成分が配合されている場合があります。
本解説は、厚生労働省作成「登録販売者試験問題作成に関する手引き(令和5年4月)」より引用して作成しています。
登録販売者試験問題作成に関する手引き(令和5年4月):
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000082537.html
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02
乗り物酔い防止薬(鎮暈薬)は、乗り物酔いによるめまい、吐き気、頭痛を防止し、緩和することを目的とした医薬品です。
a【〇】 3歳未満では乗物酔いが起こることはほとんどないとされており、乳幼児向けの製品はありません。
b【〇】 鎮暈薬はかぜ薬や解熱鎮痛薬、アレルギー用薬などと併用すると成分が重複し、副作用が起こりやすくなります。
c【〇】 抗めまい成分、抗ヒスタミン成分、抗コリン成分及び鎮静成分には、いずれも眠気を促す作用があります。
d【〇】 アミノ安息香酸エチルは胃粘膜への麻酔作用があり、嘔吐刺激を和らげ、乗り物酔いによる吐き気を抑えます。
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03
これは乗物酔い(動揺病)及び鎮暈薬(乗物酔い防止薬)とその配合成分についての問題です。
a:3歳未満では、自律神経系が未発達であり、乗物酔いが起こることはほとんどないとされています。
b:成分が重複して副作用が強く現れるおそれがあるので、鎮暈薬とかぜ薬やアレルギー用薬(鼻炎用内服薬を含む)等との併用は避ける必要があります。
c:眠気を促す作用があるため、乗物の運転操作をするときは使用を控える必要があります。
d:アミノ安息香酸エチルは、胃粘膜への麻酔作用によって嘔吐刺激を和らげ、乗物酔いに伴う吐きけを抑えることを目的として配合されている局所麻酔成分です。
アミノ安息香酸エチルが配合されている場合には、6歳未満への使用は避けます。
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