登録販売者の過去問
令和4年度(東京都)
主な医薬品とその作用 問10
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問題
登録販売者試験 令和4年度(東京都) 主な医薬品とその作用 問10 (訂正依頼・報告はこちら)
口腔(くう)咽喉薬・うがい薬(含嗽(そう)薬)及びその配合成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 噴射式の液剤では、軽く息を吐きながら噴射することが望ましい。
b 桔梗湯(ききょうとう)は、体力に関わらず使用でき、喉が腫れて痛み、ときに咳(せき)がでるものの扁(へん)桃炎、扁桃周囲炎に適すとされる。
c デカリニウム塩化物は、炎症を生じた粘膜組織の修復を促す作用を期待して用いられる。
d 含嗽(そう)薬の使用後すぐに食事を摂ることで、殺菌消毒効果が増強される。
a 噴射式の液剤では、軽く息を吐きながら噴射することが望ましい。
b 桔梗湯(ききょうとう)は、体力に関わらず使用でき、喉が腫れて痛み、ときに咳(せき)がでるものの扁(へん)桃炎、扁桃周囲炎に適すとされる。
c デカリニウム塩化物は、炎症を生じた粘膜組織の修復を促す作用を期待して用いられる。
d 含嗽(そう)薬の使用後すぐに食事を摂ることで、殺菌消毒効果が増強される。
- a:正 b:正 c:正 d:正
- a:正 b:誤 c:正 d:誤
- a:誤 b:正 c:正 d:正
- a:正 b:正 c:誤 d:誤
- a:誤 b:誤 c:誤 d:正
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この過去問の解説 (3件)
01
口腔咽喉薬は、口腔内または咽頭部の粘膜に局所的に作用して、炎症による痛み、腫れなどの症状の緩和を目的としています。
含嗽薬は、口腔及び咽頭の殺菌・消毒・洗浄、口臭の除去などを目的とした外用液剤です。
a【〇】 噴射式の液剤は、息を吸いながら噴射すると気管支や肺に入ってしまうおそれがあるため、軽く息を吐きながら噴射することが望ましいとされています。
b【〇】 桔梗湯(ききょうとう)は、体力に関わらず、喉が腫れて痛み、ときに咳が出る者の扁桃炎、扁桃周囲炎に適すとされています。
c【×】 デカリニウム塩化物には、口腔内に付着した細菌などの微生物を死滅させて増殖を抑える作用があります。
d【×】 含嗽薬を使用後すぐに食事を摂ると効果が薄れやすくなります。
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02
口腔(くう)咽喉薬・うがい薬(含嗽(そう)薬)及びその配合成分についての問題です。
正解です。
・噴射式の液剤では、軽く息を吐きながら噴射することが望ましいとされています。
・桔梗湯は、体力に関わらず使用でき、喉が腫れて痛み、ときに咳がでるものの扁桃炎、扁桃周囲炎に適すとされます。
・デカリニウム塩化物は、口腔内や喉に付着した細菌等の微生物を死滅させたり、その増殖を抑えたりすることを目的として用いられます。
・含嗽薬の使用後すぐに食事を摂ると、殺菌消毒効果が薄れやすいとされています。
本解説は、厚生労働省作成「登録販売者試験問題作成に関する手引き(令和5年4月)」より引用して作成しています。
登録販売者試験問題作成に関する手引き(令和5年4月):
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000082537.html
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03
これは口腔咽喉薬・うがい薬(含嗽薬)及びその配合成分についての問題です。
a:選択肢のとおりです。
噴射式の液剤では、気管支や肺に入らないよう、軽く息を吐いたり、声を出しながら噴射することが望ましいです。
b:選択肢のとおりです。
胃腸が弱く下痢しやすい人は、食欲不振、胃部不快感などの副作用が現れやすいため不向きとされます。
c:デカリニウム塩化物は、殺菌消毒成分です。
炎症を生じた粘膜組織の修復を促す作用を期待して用いられるのは、アズレンスルホン酸ナトリウム(水溶性アズレン)です。
d:含嗽薬の使用後すぐに食事を摂ると、殺菌消毒効果が薄れやすいため注意が必要です。
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