登録販売者の過去問
令和4年度(東京都)
主な医薬品とその作用 問26
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問題
登録販売者試験 令和4年度(東京都) 主な医薬品とその作用 問26 (訂正依頼・報告はこちら)
外皮用薬に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a スプレー剤やエアゾール剤は、至近距離から同じ部位に5秒以上連続して噴霧することが望ましい。
b 外皮用薬は、表皮の角質層が柔らかくなることで有効成分が浸透しやすくなることから、入浴後に用いるのが効果的とされる。
c 外皮用薬は、局所性の副作用として、適用部位に発疹(しん)・発赤、痒(かゆ)み等が現れることがある。
d 軟膏(こう)剤やクリーム剤は、薬剤を容器から直接指に取り、患部に塗布したあと、また指に取って、繰り返し塗布することが望ましい。
a スプレー剤やエアゾール剤は、至近距離から同じ部位に5秒以上連続して噴霧することが望ましい。
b 外皮用薬は、表皮の角質層が柔らかくなることで有効成分が浸透しやすくなることから、入浴後に用いるのが効果的とされる。
c 外皮用薬は、局所性の副作用として、適用部位に発疹(しん)・発赤、痒(かゆ)み等が現れることがある。
d 軟膏(こう)剤やクリーム剤は、薬剤を容器から直接指に取り、患部に塗布したあと、また指に取って、繰り返し塗布することが望ましい。
- (a,b)
- (a,c)
- (a,d)
- (b,c)
- (c,d)
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この過去問の解説 (3件)
01
外皮用薬は、皮膚表面に生じた創傷や症状、または皮膚の下にある毛根、血管、筋組織などの症状を改善・緩和するために、局所に直接適用される外用薬です。
a【×】 スプレー剤やエアゾール剤は、凍傷を起こす可能性があるため、患部から十分に離して、連続して噴霧する場合は3秒以内とします。
b【〇】 外皮用薬は、表皮の角質層が柔らかくなることで有効成分が浸透しやすくなることから、入浴後に用いるのが効果的とされています。
c【〇】 外皮用薬は、局所性の副作用として、適用部位に発疹・発赤、痒み等が現れることがあります。一定期間使用して症状が改善しない場合は副作用が起きている可能性を考慮します。
d【×】 雑菌が混入する恐れがあるため、いったん手の甲などに必要量を取ってから塗布します。
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02
これは外皮用薬についての問題です。
a:スプレー剤やエアゾール剤は、凍傷を起こすことがあるため、患部から充分離して噴霧し、連続して噴霧する時間は3秒以内にすることが望ましいです。
b:また、皮膚表面に汚れや皮脂が多く付着していると有効成分の浸透性が低下するため、患部を清浄にしてから使用することが重要です。
c:副作用と使用目的となる症状は見分けにくいため、外皮用薬を一定期間使用しても症状の改善がみられない場合には、漠然と使用を続けず副作用の可能性を考慮します。
d:薬液を容器から直接指に取ることを繰り返すと、容器内に雑菌が混入するおそれがあるため、いったん手の甲などに必要量を取ってから患部に塗布することが望ましいです。
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03
外皮用薬に関する問題です。
まず、a~dについてみていきましょう。
a.誤りです。
患部から十分に離して噴霧し、
また連続して噴霧する時間は3秒以内が望ましいと
されています。
至近距離から噴霧したり、
同じ部位に連続して噴霧したりすると
凍傷を起こす可能性があるからです。
b.正しいです。文のとおりです。
c.正しいです。文のとおりです。
d.誤りです。
指にとって、患部に塗り、
再び指を容器の中に入れると雑菌が混入する恐れが
あります。
ヘラのようなものを使って、
手の甲に必要量をとってから、患部に塗り、
余ったものは容器に返さないようにするなど配慮が必要です。
以上を踏まえて、選択肢をみていきましょう。
正しい組み合わせです。冒頭を参照ください。
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