登録販売者の過去問
令和4年度(東京都)
医薬品の適正使用と安全対策 問13
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問題
登録販売者試験 令和4年度(東京都) 医薬品の適正使用と安全対策 問13 (訂正依頼・報告はこちら)
次の一般用医薬品の漢方処方製剤のうち、その添付文書等において、「相談すること」の項目中の「次の医薬品を使用(服用)している人」に「インターフェロン製剤で治療を受けている人」と記載することとされているものはどれか。
- 小青竜湯(しょうせいりゅうとう)
- 防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)
- 八味地黄丸(はちみじおうがん)
-
芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)
- 小柴胡湯(しょうさいことう)
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この過去問の解説 (3件)
01
これは医薬品の適正使用情報についての問題です。
小青竜湯は、かぜに用いられる漢方処方製剤です。記載はありません。
防風通聖散は、便秘等に用いられる漢方処方製剤です。記載はありません。
八味地黄丸は、泌尿器症状に用いられる漢方処方製剤です。記載はありません。
芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)
芍薬甘草湯は、鎮痛に用いられる漢方処方製剤です。記載はありません。
小柴胡湯は、かぜに用いられる漢方処方製剤です。小柴胡湯、小柴胡湯が配合されたかぜ薬は、インターフェロン製剤との相互作用によって、間質性肺炎を起こしやすくなるため、相談するよう記載されています。
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02
一般用医薬品の添付文書等における「相談すること」の項目中の「インターフェロン製剤で治療を受けている人」に関する問題です。
小青竜湯はかぜの諸症状及び鼻の諸症状に用いられる漢方処方製剤です。インターフェロン製剤併用に関する記載はありません。
防風通聖散は肥満症等に用いられる漢方処方製剤です。インターフェロン製剤併用に関する記載はありません。
八味地黄丸は頻尿等に用いられる漢方処方製剤です。インターフェロン製剤併用に関する記載はありません。
芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)
芍薬甘草湯はこむら返り等に用いられる漢方処方製剤です。インターフェロン製剤併用に関する記載はありません。
小柴胡湯及び小柴胡湯が配合されたかぜ薬は、インターフェロン製剤との相互作用によって間質性肺炎を起こしやすくなるため、使用する際に医師等に相談することとされています。
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03
インターフェロン製剤とは、ウイルス性肝炎の治療などのため、医療機関で施用される注射薬(医療用医薬品)のことをいいます。
正解です。
「小柴胡湯」については、インターフェロン製剤との相互作用によって、間質性肺炎を起こしやすくなるため、「相談すること」とされています。
本解説は、厚生労働省作成「登録販売者試験問題作成に関する手引き(令和5年4月)」より引用して作成しています。
登録販売者試験問題作成に関する手引き(令和5年4月):
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000082537.html
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