登録販売者の過去問
令和4年度（東京都）
医薬品の適正使用と安全対策 問19

正解です。

・薬品を適正に使用して生じた健康被害であっても、特に医療機関での治療を要さずに寛解したような軽度のものについては給付対象に含まれません。

・殺虫剤・殺鼠剤、殺菌消毒剤（人体に直接使用するものを除く）、一般用検査薬、一部の日局収載医薬品（精製水、ワセリン等）は対象になりません。

・製薬企業に損害賠償責任がある場合や、無承認無許可医薬品（いわゆる健康食品として販売されたもののほか、個人輸入により入手された医薬品を含む。）の使用による健康被害については対象から除外されています。

a【×】　軽度な健康被害については救済制度の対象となりません。

b【〇】　殺虫剤・殺鼠剤、人体に直接使用しない殺菌消毒剤、一般用検査薬、一部の日本薬局方収載医薬品（精製水、ワセリン等）は、救済制度の対象とはなりません。

c【×】　無承認無許可医薬品（いわゆる健康食品、個人輸入された医薬品など）による健康被害は救済制度の対象とはなりません。

ａ：医療機関での治療を要さずに寛解したような軽度のものについては救済給付の対象とはなりません。

ｂ：選択肢のとおりです。

一般用医薬品のうち殺虫剤・殺鼠剤、殺菌消毒剤（人体に直接使用するものを除く。）、一般用検査薬、一部の日本薬局方収載医薬品（精製水、ワセリン等）は、救済制度の対象となりません。

ｃ：重篤な健康被害であっても、個人輸入により入手された医薬品は救済制度の対象となりません。