登録販売者の過去問
令和5年度(東京都)
薬事に関する法規と制度 問18

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問題

登録販売者試験 令和5年度(東京都) 薬事に関する法規と制度 問18 (訂正依頼・報告はこちら)

医薬品の広告に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。なお、本設問においては「法」とは、「医薬品医療機器等法」を指すものとする。

a  厚生労働大臣又は都道府県知事は、法第68条(承認前の医薬品、医療機器及び再生医療等製品の広告の禁止)の規定に違反して広告等を行った者に対してその行為の中止、再発防止等の措置命令を行うことができる。
b  法第68条は、広告等の依頼主だけでなく、その広告等に関与するすべての人が対象となる。
c  厚生労働大臣又は都道府県知事は、法第75条の5の2により、医薬品、医療機器等の名称、製造方法、効能、効果又は性能に関する虚偽・誇大な広告を行った者に対して、課徴金を納付させる命令を行うことができる。
d  医薬関係者、医療機関、公的機関、団体等が、公認、推薦、選用等している旨の広告については、仮に事実であったとしても、原則として不適当とされている。
  • a:誤  b:正  c:正  d:誤
  • a:正  b:誤  c:正  d:誤
  • a:正  b:誤  c:正  d:正
  • a:正  b:正  c:誤  d:正
  • a:誤  b:正  c:誤  d:正

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この過去問の解説 (2件)

01

医薬品の広告に関する次の記述の正誤について、a~dの文章を確認していきます。

a:正しいです。

説明文の通りです。

b:正しいです。

説明文の通りです。

c:誤りです。

厚生労働大臣は、法第75条の5の2により、医薬品、医療機器等の名称、製造方法、効能、効果又は性能に関する虚偽・誇大な広告を行った者に対して、課徴金を納付させる命令を行うことができますが、都道府県知事の持つ権限ではありません。

d:正しいです。

説明文の通りです。

 

以上を踏まえ、各選択肢を確認していきます。

選択肢1. a:誤  b:正  c:正  d:誤

不正解です。

冒頭の説明文の内容と異なります。

選択肢2. a:正  b:誤  c:正  d:誤

不正解です。

冒頭の説明文の内容と異なります。

選択肢3. a:正  b:誤  c:正  d:正

不正解です。

冒頭の説明文の内容と異なります。

選択肢4. a:正  b:正  c:誤  d:正

正解です。

冒頭の説明文の内容と一致します。

選択肢5. a:誤  b:正  c:誤  d:正

不正解です。

冒頭の説明文の内容と異なります。

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02

違反広告に係る措置命令等に関する問題です。
これに関しては医薬品医療機器等法第72条の5に規定されています。

 

まず、a~dについてみていきましょう。

 

a.正しいです。
  医薬品医療機器等法第72条の5に規定されています。

b.正しいです。
  医薬品医療機器等法第72条の5に規定されています。

c.誤りです。
  課徴金に関しては厚生労働大臣が行います。都道府県知事はできません。

d.正しいです。
  医薬品医療機器等法第66条第2項が関連です。

 

では、選択肢を見ていきましょう。

 

選択肢1. a:誤  b:正  c:正  d:誤

誤った組み合わせです。冒頭を参照ください。

選択肢2. a:正  b:誤  c:正  d:誤

誤った組み合わせです。冒頭を参照ください。

選択肢3. a:正  b:誤  c:正  d:正

誤った組み合わせです。冒頭を参照ください。

選択肢4. a:正  b:正  c:誤  d:正

正しい組み合わせです。冒頭を参照ください。

選択肢5. a:誤  b:正  c:誤  d:正

誤った組み合わせです。冒頭を参照ください。

参考になった数1