登録販売者の過去問
令和5年度(東京都)
主な医薬品とその作用 問4

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問題

登録販売者試験 令和5年度(東京都) 主な医薬品とその作用 問4 (訂正依頼・報告はこちら)

解熱鎮痛薬及びその配合成分等に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

a  サザピリンが配合された一般用医薬品の解熱鎮痛薬は、15歳未満の小児に対して使用することができる。
b  アスピリンには血液を凝固しにくくさせる作用があり、医療用医薬品として、血栓ができやすい人に対する血栓予防薬の成分としても用いられている。
c  ボウイは、ツヅラフジ科のオオツヅラフジの蔓(つる)性の茎及び根茎を、通例、横切したものを基原とする生薬で、鎮痛、尿量増加(利尿)等の作用を期待して用いられる。
d  シャクヤクは、発汗を促して解熱を助ける作用を期待して配合されている。
  • a:誤  b:正  c:誤  d:正
  • a:誤  b:正  c:正  d:誤
  • a:正  b:誤  c:正  d:誤
  • a:正  b:誤  c:誤  d:正
  • a:誤  b:誤  c:誤  d:誤

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この過去問の解説 (2件)

01

解熱鎮痛薬及びその配合成分等に関する問題です。

 

まずa~dについてみていきましょう。

 

a.誤りです。

      サザピリンはサリチル酸系の解熱鎮痛成分です。

      サリチル酸系の適正使用情報の中に、

    「アスピリン、アスピリンアルミニウム、
     サザピリン及びサリチル酸ナトリウムは、一般用医薬品では、
     小児(15歳未満)に対していかなる場合も使用してはならない」
    とあります。

b.正しいです。文のとおりです。

c.正しいです。文のとおりです。

d.誤りです。

      この説明は「シャクヤク」ではなく「ショウキョウ」の説明です。

      シャクヤクは、鎮痛鎮痙、鎮静に効果があるとされています。

 

以上を踏まえて選択肢をみていきましょう。

選択肢1. a:誤  b:正  c:誤  d:正

誤った組み合わせです。冒頭を参照ください。

選択肢2. a:誤  b:正  c:正  d:誤

正しい組み合わせです。冒頭を参照ください。

選択肢3. a:正  b:誤  c:正  d:誤

誤った組み合わせです。冒頭を参照ください。

選択肢4. a:正  b:誤  c:誤  d:正

誤った組み合わせです。冒頭を参照ください。

選択肢5. a:誤  b:誤  c:誤  d:誤

誤った組み合わせです。冒頭を参照ください。

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02

解熱鎮痛薬及びその配合成分等に関するa~dの記述について、内容を確認していきます。

a:誤りです。

サザピリンは、一般用医薬品では、15歳未満の小児に対してはいかなる場合でも使用しません。

b:正しいです。

c:正しいです。

d:誤りです。

シャクヤクは、鎮痛鎮痙鎮静作用を示します。

 

以上を踏まえ、各選択肢を確認していきます。

選択肢1. a:誤  b:正  c:誤  d:正

不正解です。

冒頭の説明文の内容と異なります。

選択肢2. a:誤  b:正  c:正  d:誤

正解です。

冒頭の説明文の内容と一致します。

選択肢3. a:正  b:誤  c:正  d:誤

不正解です。

冒頭の説明文の内容と異なります。

選択肢4. a:正  b:誤  c:誤  d:正

不正解です。

冒頭の説明文の内容と異なります。

選択肢5. a:誤  b:誤  c:誤  d:誤

不正解です。

冒頭の説明文の内容と異なります。

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