登録販売者の過去問
令和5年度(東京都)
主な医薬品とその作用 問5

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問題

登録販売者試験 令和5年度(東京都) 主な医薬品とその作用 問5 (訂正依頼・報告はこちら)

眠気を促す薬に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

a  抗ヒスタミン成分を主薬とする催眠鎮静薬は、慢性的に続く睡眠障害の緩和に適している。
b  ブロモバレリル尿素を含有する催眠鎮静薬は、胎児に障害を引き起こさないため、妊婦の睡眠障害の緩和に適している。
c  柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)は、体力中等度以上で、精神不安があって、動悸(き)、不眠、便秘などを伴う高血圧の随伴症状(動悸、不安、不眠)、神経症、更年期神経症、小児夜なき、便秘に適すとされる。
d  酸棗仁湯(さんそうにんとう)は、体力中等度以下で、心身が疲れ、精神不安、不眠などがあるものの不眠症、神経症に適すとされる。
  • a:正  b:正  c:正  d:正
  • a:誤  b:正  c:正  d:誤
  • a:誤  b:誤  c:正  d:正
  • a:正  b:正  c:誤  d:正
  • a:誤  b:誤  c:誤  d:誤

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この過去問の解説 (2件)

01

眠気を促す薬に関する問題です。

 

まず、a~dについてみていきましょう。

 

a.誤りです。

  文中の「慢性的に続く睡眠障害」が誤りで、
  正しくは「一時的な睡眠障害」です。

b.誤りです。
  ブロモバレリル尿素は、
  胎児に障害を引き起こす可能性があるといわれています。

  そのため、妊婦又は妊娠していると思われる女性への使用は
  避けることが望ましいです。

c.正しいです。文のとおりです。

d.正しいです。文のとおりです。

 

以上を踏まえて選択肢をみていきましょう。

選択肢1. a:正  b:正  c:正  d:正

誤った組み合わせです。冒頭を参照ください。

選択肢2. a:誤  b:正  c:正  d:誤

誤った組み合わせです。冒頭を参照ください。

選択肢3. a:誤  b:誤  c:正  d:正

正しい組み合わせです。冒頭を参照ください。

選択肢4. a:正  b:正  c:誤  d:正

誤った組み合わせです。冒頭を参照ください。

選択肢5. a:誤  b:誤  c:誤  d:誤

誤った組み合わせです。冒頭を参照ください。

参考になった数3

02

眠気を促す薬に関するa~dの記述について、それぞれ確認していきます。

a:誤りです。

抗ヒスタミン成分を主薬とする催眠鎮静薬は、一時的な睡眠障害の緩和に用いられます。

b:誤りです。

ブロモバレリル尿素を含有する催眠鎮静薬は、妊婦への使用は避けることが望ましいとされています。

c:正しいです。

d:正しいです。

 

以上を踏まえ、各選択肢を確認していきます。

 

選択肢1. a:正  b:正  c:正  d:正

不正解です。

冒頭の説明文の内容と異なります。

選択肢2. a:誤  b:正  c:正  d:誤

不正解です。

冒頭の説明文の内容と異なります。

選択肢3. a:誤  b:誤  c:正  d:正

正解です。

冒頭の説明文の内容と一致します。

選択肢4. a:正  b:正  c:誤  d:正

不正解です。

冒頭の説明文の内容と異なります。

選択肢5. a:誤  b:誤  c:誤  d:誤

不正解です。

冒頭の説明文の内容と異なります。

参考になった数2