登録販売者の過去問
令和5年度(東京都)
主な医薬品とその作用 問7

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問題

登録販売者試験 令和5年度(東京都) 主な医薬品とその作用 問7 (訂正依頼・報告はこちら)

次の表は、ある一般用医薬品の鎮暈(うん)薬(乗物酔い防止薬)に含まれている成分の一覧である。この鎮暈薬に関する記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

1錠中
  ジフェニドール塩酸塩  16.6mg
  スコポラミン臭化水素酸塩水和物  0.16mg
  無水カフェイン  30.0mg
  ピリドキシン塩酸塩  5.0mg

a  ジフェニドール塩酸塩は、内耳にある前庭と脳を結ぶ神経(前庭神経)の調節作用のほか、内耳への血流を改善する作用を示す。
b  スコポラミン臭化水素酸塩水和物は、消化管からよく吸収され、他の抗コリン成分と比べて脳内に移行しやすいとされる。
c  無水カフェインは、抗めまい成分による眠気の解消を期待して配合されている。
d  ピリドキシン塩酸塩は、乗物酔いに伴う頭痛を和らげる作用が期待される。
  • a:正  b:正  c:正  d:正
  • a:誤  b:誤  c:誤  d:正
  • a:正  b:誤  c:正  d:誤
  • a:正  b:正  c:誤  d:誤
  • a:誤  b:正  c:正  d:正

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この過去問の解説 (2件)

01

鎮暈(うん)薬(乗物酔い防止薬)に関するa~dの記述について、それぞれ確認していきます。

a:正しいです。

b:正しいです。

c:誤りです。

無水カフェインは、脳に軽い興奮を起こさせて平衡感覚の混乱により、めまいを軽減させることを目的として配合される場合があります。

d:誤りです。

ピリドキシン塩酸塩(B6)は、目の疲れや、皮膚や粘膜の健康維持・回復を目的として配合されることがあります。

 

以上を踏まえ、各選択肢を確認していきます。

選択肢1. a:正  b:正  c:正  d:正

不正解です。

冒頭の説明文の内容と異なります。

選択肢2. a:誤  b:誤  c:誤  d:正

不正解です。

冒頭の説明文の内容と異なります。

選択肢3. a:正  b:誤  c:正  d:誤

不正解です。

冒頭の説明文の内容と異なります。

選択肢4. a:正  b:正  c:誤  d:誤

正解です。

冒頭の説明文の内容と一致します。

選択肢5. a:誤  b:正  c:正  d:正

不正解です。

冒頭の説明文の内容と異なります。

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02

鎮暈薬(乗物酔い防止薬)に関する問題です。

 

まず、a~dについてみていきましょう。

 

a.正しいです。文のとおりです。

b.正しいです。文のとおりです。

c.誤りです。

  乗り物酔いに伴う頭痛を和らげる作用を期待して使用されます。

d.誤りです。

  吐き気の防止に働くことを期待して使用されます。

 

では、選択肢をみていきましょう。

 

選択肢1. a:正  b:正  c:正  d:正

誤った組み合わせです。冒頭を参照ください。

選択肢2. a:誤  b:誤  c:誤  d:正

誤った組み合わせです。冒頭を参照ください。

選択肢3. a:正  b:誤  c:正  d:誤

誤った組み合わせです。冒頭を参照ください。

選択肢4. a:正  b:正  c:誤  d:誤

正しい組み合わせです。冒頭を参照ください。

選択肢5. a:誤  b:正  c:正  d:正

誤った組み合わせです。冒頭を参照ください。

参考になった数3