登録販売者の過去問
令和5年度(東京都)
主な医薬品とその作用 問8
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問題
登録販売者試験 令和5年度(東京都) 主な医薬品とその作用 問8 (訂正依頼・報告はこちら)
小児の疳(かん)を適応症とする生薬製剤・漢方処方製剤(小児鎮静薬)及びその配合成分等に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 漢方処方製剤は、用法用量において適用年齢の下限が設けられていない場合にあっても、生後6ヶ月未満の乳児には使用しないこととなっている。
b 小児鎮静薬には、鎮静と中枢刺激のように相反する作用を期待する生薬成分が配合されている場合もあるが、身体の状態によってそれらに対する反応が異なり、総じて効果がもたらされると考えられている。
c 小児鎮静薬は、夜泣き、ひきつけ、疳の虫等の症状を鎮めることを目的とした医薬品であり、小児における虚弱体質の改善は目的としていない。
d ジャコウは、緊張や興奮を鎮め、また、血液の循環を促す作用等を期待して用いられる。
a 漢方処方製剤は、用法用量において適用年齢の下限が設けられていない場合にあっても、生後6ヶ月未満の乳児には使用しないこととなっている。
b 小児鎮静薬には、鎮静と中枢刺激のように相反する作用を期待する生薬成分が配合されている場合もあるが、身体の状態によってそれらに対する反応が異なり、総じて効果がもたらされると考えられている。
c 小児鎮静薬は、夜泣き、ひきつけ、疳の虫等の症状を鎮めることを目的とした医薬品であり、小児における虚弱体質の改善は目的としていない。
d ジャコウは、緊張や興奮を鎮め、また、血液の循環を促す作用等を期待して用いられる。
- a:誤 b:正 c:正 d:正
- a:正 b:誤 c:誤 d:正
- a:正 b:誤 c:正 d:誤
- a:正 b:正 c:誤 d:誤
- a:誤 b:正 c:誤 d:正
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この過去問の解説 (2件)
01
小児の疳(かん)を適応症とする生薬製剤・漢方処方製剤(小児鎮静薬)及びその配合成分等に関するa~dの記述について、それぞれ確認していきます。
a:誤りです。
漢方処方製剤は、用法用量において適用年齢の下限が設けられていない場合にあっても、生後3ヶ月未満の乳児には使用しないこととなっています。
b:正しいです。
c:誤りです。
小児鎮静薬は、小児における虚弱体質の改善も目的としています。
d:正しいです。
以上を踏まえ、各選択肢を確認していきます。
不正解です。
冒頭の説明文の内容と異なります。
不正解です。
冒頭の説明文の内容と異なります。
不正解です。
冒頭の説明文の内容と異なります。
不正解です。
冒頭の説明文の内容と異なります。
正解です。
冒頭の説明文の内容と一致します。
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02
小児の疳とは、特段身体的な問題がないのに現れる
小児の異常行動やこころの緊張状態を指しています。
その小児の疳を適応症とする小児鎮静薬に関する問題です。
まず、a~dについてみていきましょう。
a.誤りです。
文中の「6ヶ月未満」の部分が誤りです。
正しくは「3ヶ月未満」です。
b.正しいです。文のとおりです。
c.誤りです。
小児における虚弱体質、消化不良などの改善を目的も含まれています。
乳児は、食道と胃を隔てている括約筋が未発達なため、
それが影響して胃食道逆流が起こる可能性があり、むずがり、夜泣き、
乳吐き等につながっている場合もあります。
d.正しいです。文のとおりです。
では、選択肢をみていきましょう。
誤った組み合わせです。冒頭を参照ください。
誤った組み合わせです。冒頭を参照ください。
誤った組み合わせです。冒頭を参照ください。
誤った組み合わせです。冒頭を参照ください。
正しい組み合わせです。冒頭を参照ください。
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