登録販売者の過去問
令和5年度(東京都)
主な医薬品とその作用 問29
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問題
登録販売者試験 令和5年度(東京都) 主な医薬品とその作用 問29 (訂正依頼・報告はこちら)
きず口等の殺菌消毒成分に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a アクリノールは黄色の色素で、一般細菌類の一部(連鎖球菌、黄色ブドウ球菌などの化膿(のう)菌)、真菌に対する殺菌消毒作用を示すが、結核菌、ウイルスに対しては効果がない。
b オキシドールの作用は、過酸化水素の分解に伴って発生する活性酸素による酸化、及び発生する酸素による泡立ちによる物理的な洗浄効果であるため、作用の持続性は乏しく、また、組織への浸透性も低い。
c ポビドンヨードに含まれるヨウ素は、その酸化作用により、結核菌を含む一般細菌類、真菌類に対して殺菌消毒作用を示すが、ウイルスに対しては効果がない。
d クロルヘキシジングルコン酸塩は、一般細菌類、真菌類に対しては比較的広い殺菌消毒作用を示すが、結核菌やウイルスに対する殺菌消毒作用はない。
a アクリノールは黄色の色素で、一般細菌類の一部(連鎖球菌、黄色ブドウ球菌などの化膿(のう)菌)、真菌に対する殺菌消毒作用を示すが、結核菌、ウイルスに対しては効果がない。
b オキシドールの作用は、過酸化水素の分解に伴って発生する活性酸素による酸化、及び発生する酸素による泡立ちによる物理的な洗浄効果であるため、作用の持続性は乏しく、また、組織への浸透性も低い。
c ポビドンヨードに含まれるヨウ素は、その酸化作用により、結核菌を含む一般細菌類、真菌類に対して殺菌消毒作用を示すが、ウイルスに対しては効果がない。
d クロルヘキシジングルコン酸塩は、一般細菌類、真菌類に対しては比較的広い殺菌消毒作用を示すが、結核菌やウイルスに対する殺菌消毒作用はない。
- (a、b)
- (a、c)
- (b、c)
- (b、d)
- (c、d)
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この過去問の解説 (3件)
01
きず口等の殺菌消毒成分についての問題です。
正解です。
・アクリノールは、黄色の色素で、一般細菌類の一部(連鎖球菌、黄色ブドウ球菌などの化膿のう菌)に対する殺菌消毒作用を示しますが、真菌、結核菌、ウイルスに対しては効果がありません。
・オキシドールの作用は、過酸化水素の分解に伴って発生する活性酸素による酸化、及び発生する酸素による泡立ちによる物理的な洗浄効果であるため、作用の持続性は乏しく、また、組織への浸透性も低いです。
・ポビドンヨードに含まれるヨウ素は、その酸化作用により、結核菌を含む一般細菌類、真菌類、ウイルスに対して殺菌消毒作用を示します。
・クロルヘキシジングルコン酸塩は、一般細菌類、真菌類に対して比較的広い殺菌消毒作用を示しますが、結核菌やウイルスに対する殺菌消毒作用はありません。
本解説は、厚生労働省作成「登録販売者試験問題作成に関する手引き(令和6年4月)」より引用して作成しています。
登録販売者試験問題作成に関する手引き(令和6年4月):
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000082537.html
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02
きず口等の殺菌消毒成分に関するa~dの記述について、それぞれ内容を確認していきます。
a:誤りです。
アクリノールは、真菌に対しては効果がありません。
b:正しいです。
c:誤りです。
ポビドンヨードに含まれるヨウ素は、ウイルスに対しても殺菌消毒作用を示します。
d:正しいです。
以上を踏まえ、各選択肢を確認していきます。
不正解です。
冒頭の説明文の内容と異なります。
不正解です。
冒頭の説明文の内容と異なります。
不正解です。
冒頭の説明文の内容と異なります。
正解です。
冒頭の説明文の内容と一致します。
不正解です。
冒頭の説明文の内容と異なります。
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03
きず口等の殺菌消毒成分に関する問題です。
まず、a~dについてみていきましょう。
a.誤りです。
「真菌」に対しても殺菌消毒作用の効果はありません。
b.正しいです。文のとおりです。
c.誤りです。
「ウイルス」に対しても効果があります。
d.正しいです。文のとおりです。
以上を踏まえて、選択肢をみていきましょう。
正しい組み合わせです。冒頭を参照ください。
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