登録販売者の過去問
令和5年度(東京都)
主な医薬品とその作用 問34
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問題
登録販売者試験 令和5年度(東京都) 主な医薬品とその作用 問34 (訂正依頼・報告はこちら)
ビタミン主薬製剤の配合成分に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a ビタミンB1は、炭水化物からのエネルギー産生に不可欠な栄養素で、神経の正常な働きを維持する作用がある。
b ビタミンDは、下垂体や副腎系に作用してホルモン分泌の調節に関与するとされており、ときに生理が早く来たり、経血量が多くなったりすることがある。
c ビタミンAは、骨の形成を助ける栄養素であり、過剰症として、高カルシウム血症、異常石灰化が知られている。
d ビタミンB2は、脂質の代謝に関与し、皮膚や粘膜の機能を正常に保つために重要な栄養素である。
a ビタミンB1は、炭水化物からのエネルギー産生に不可欠な栄養素で、神経の正常な働きを維持する作用がある。
b ビタミンDは、下垂体や副腎系に作用してホルモン分泌の調節に関与するとされており、ときに生理が早く来たり、経血量が多くなったりすることがある。
c ビタミンAは、骨の形成を助ける栄養素であり、過剰症として、高カルシウム血症、異常石灰化が知られている。
d ビタミンB2は、脂質の代謝に関与し、皮膚や粘膜の機能を正常に保つために重要な栄養素である。
- (a、b)
- (a、c)
- (a、d)
- (b、c)
- (c、d)
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この過去問の解説 (3件)
01
ビタミン主薬製剤の配合成分に関する問題です。
ビタミン主薬製剤は、いわゆる滋養強壮保健薬に分類されます。
滋養強壮保健薬のうち、1種類以上のビタミンを主薬とし、
そのビタミンの有効性が期待される症状及びその補給に
用いられることを目的とするものを「ビタミン主薬製剤」といいます。
本問題はそれに関するものです。
まずa~dについてみていきましょう。
a.正しいです。文のとおりです。
そのため、神経痛、関節痛、手足のしびれ、
眼精疲労など神経に関連した症状の緩和を目的に用いられます。
b.誤りです。
ビタミンDではなく、「ビタミンE」の説明です。
ビタミンDは、腸管でのカルシウム吸収及び尿細管での
カルシウム再吸収を促し、骨の形成を助けます。
c.誤りです。
ビタミンAではなく「ビタミンD」の説明です。
ビタミンAは、夜間視力の維持、
皮膚や粘膜の機能を正常に保つのに必要な栄養素です。
d.正しいです。文のとおりです。
以上を踏まえて選択肢をみていきましょう。
正しい組み合わせです。冒頭を参照ください。
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02
ビタミン主薬製剤の配合成分についての問題です。
正解です。
a・ビタミンB1は、炭水化物からのエネルギー産生に不可欠な栄養素で、神経の正常な働きを維持する作用があります。
b・設問はビタミンEの説明です。ビタミンDは、腸管でのカルシウム吸収及び尿細管でのカルシウム再吸収を促して、骨の形成を助ける栄養素です。
c・設問はビタミンDの説明です。ビタミンAは、夜間視力を維持したり、皮膚や粘膜の機能を正常に保つために重要な栄養素です。
d・ビタミンB2は、脂質の代謝に関与し、皮膚や粘膜の機能を正常に保つために重要な栄養素です。
本解説は、厚生労働省作成「登録販売者試験問題作成に関する手引き(令和6年4月)」より引用して作成しています。
登録販売者試験問題作成に関する手引き(令和6年4月):
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000082537.html
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03
ビタミン主薬製剤の配合成分に関するa~dの記述について、それぞれ確認していきます。
a:正しいです。
b:誤りです。
下垂体や副腎系に作用してホルモン分泌の調節に関与するとされており、ときに生理が早く来たり、経血量が多くなったりすることがあるのは、ビタミンEです。
c:誤りです。
骨の形成を助ける栄養素であり、過剰症として、高カルシウム血症、異常石灰化が知られているのはビタミンDです。
d:正しいです。
以上を踏まえ、各選択肢を確認していきます。
不正解です。
冒頭の説明文の内容と異なります。
不正解です。
冒頭の説明文の内容と異なります。
正解です。
冒頭の説明文の内容と一致します。
不正解です。
冒頭の説明文の内容と異なります。
不正解です。
冒頭の説明文の内容と異なります。
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