登録販売者の過去問
令和5年度(東京都)
主な医薬品とその作用 問39
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問題
登録販売者試験 令和5年度(東京都) 主な医薬品とその作用 問39 (訂正依頼・報告はこちら)
殺虫剤・忌避剤及び衛生害虫に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 殺虫剤・忌避剤のうち、原液を用時希釈して用いるもの、長期間にわたって持続的に殺虫成分を放出させる又は一度に大量の殺虫成分を放出させるもの等、取扱い上、人体に対する作用が緩和とはいえない製品については医薬品又は医薬部外品として扱われる。
b 忌避剤は人体に直接使用されるが、虫さされによる痒(かゆ)みや腫れなどの症状を和らげる効果はない。
c ハエの幼虫(ウジ)が人の体内や皮膚などに潜り込み、組織や体液や消化器官内の消化物を食べて直接的な健康被害を与えるハエ蛆(うじ)症と呼ばれる症状がある。
d ゴキブリの卵は医薬品の成分が浸透しやすい殻で覆われているため、燻(くん)蒸処理による殺虫効果は高い。
a 殺虫剤・忌避剤のうち、原液を用時希釈して用いるもの、長期間にわたって持続的に殺虫成分を放出させる又は一度に大量の殺虫成分を放出させるもの等、取扱い上、人体に対する作用が緩和とはいえない製品については医薬品又は医薬部外品として扱われる。
b 忌避剤は人体に直接使用されるが、虫さされによる痒(かゆ)みや腫れなどの症状を和らげる効果はない。
c ハエの幼虫(ウジ)が人の体内や皮膚などに潜り込み、組織や体液や消化器官内の消化物を食べて直接的な健康被害を与えるハエ蛆(うじ)症と呼ばれる症状がある。
d ゴキブリの卵は医薬品の成分が浸透しやすい殻で覆われているため、燻(くん)蒸処理による殺虫効果は高い。
- a:正 b:誤 c:正 d:誤
- a:正 b:誤 c:誤 d:正
- a:正 b:正 c:誤 d:誤
- a:誤 b:正 c:正 d:正
- a:誤 b:正 c:正 d:誤
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この過去問の解説 (3件)
01
殺虫剤・忌避剤及び衛生害虫についての問題です。
正解です。
・殺虫剤・忌避剤のうち、人体に対する作用が緩和な製品については医薬部外品として製造販売されていますが、原液を用時希釈して用いるもの、長期間にわたって持続的に殺虫成分を放出させる又は一度に大量の殺虫成分を放出させるもの、劇薬に該当するもの等、取扱い上、人体に対する作用が緩和とはいえない製品については医薬品として扱われます。
・忌避剤は人体に直接使用されますが、虫さされによる痒みや腫れなどの症状を和らげる効果はありません。
・ハエの幼虫が人の体内や皮膚などに潜り込み、組織や体液や消化器官内の消化物を食べて直接的な健康被害を与えるハエ蛆症と呼ばれる症状があります。
・ゴキブリの卵は医薬品の成分が浸透しない殻で覆われているため、燻蒸処理による殺虫効果を示しません。
本解説は、厚生労働省作成「登録販売者試験問題作成に関する手引き(令和6年4月)」より引用して作成しています。
登録販売者試験問題作成に関する手引き(令和6年4月):
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000082537.html
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02
殺虫剤・忌避剤及び衛生害虫に関するa~dの記述について、それぞれ確認していきます。
a:誤りです。
殺虫剤・忌避剤のうち、人体に対する作用が緩和なものについては医薬部外品として扱われますが、原液を希釈して用いるものや、劇薬に該当するものなどは医薬品として扱われます。
b:正しいです。
c:正しいです。
d:誤りです。
ゴキブリの卵の殻は固く医薬品が浸透しないため、燻(くん)蒸処理を行う場合には3週間位置いて再度燻(くん)蒸する必要があります。
以上を踏まえ、各選択肢を確認していきます。
不正解です。
冒頭の説明文の内容と異なります。
不正解です。
冒頭の説明文の内容と異なります。
不正解です。
冒頭の説明文の内容と異なります。
不正解です。
冒頭の説明文の内容と異なります。
正解です。
冒頭の説明文の内容と一致します。
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03
殺虫剤・忌避剤及び衛生害虫に関する問題です。
まずa~dについてみていきましょう。
a.誤りです。
文末の「医薬品又は医薬部外品として扱われる」が誤りです。
正しくは「医薬品としてのみ扱われる」です。
人体に対する作用が緩和なものは、医薬部外品として扱います。
b.正しいです。文のとおりです。
c.正しいです。文のとおりです。
d.誤りです。
文全体が誤っています。
ゴキブリの卵は医薬品の成分が浸透しない殻で覆われているため、
燻蒸処理を行う場合は、一度行った後、
約3週間後にもう一度燻蒸処理を行い孵化した幼虫を駆除します。
以上を踏まえて選択肢をみていきましょう。
正しい組み合わせです。冒頭を参照ください。
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