登録販売者の過去問
令和5年度(東京都)
主な医薬品とその作用 問40
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問題
登録販売者試験 令和5年度(東京都) 主な医薬品とその作用 問40 (訂正依頼・報告はこちら)
一般用検査薬に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a 一般の生活者が正しく用いて原因疾患を把握し、一般用医薬品による速やかな治療につなげることを目的として用いられる。
b 検査薬は、対象とする生体物質を特異的に検出するように設計されているが、検体中の対象物質の濃度が極めて低い場合には検出反応が起こらずに陰性の結果が出る場合がある。
c 尿糖検査の場合、原則として早朝尿(起床直後の尿)を検体とし、激しい運動の直後は避ける必要がある。
d 一般的な妊娠検査薬は、月経予定日が過ぎて概ね1週目以降の検査が推奨されている。
a 一般の生活者が正しく用いて原因疾患を把握し、一般用医薬品による速やかな治療につなげることを目的として用いられる。
b 検査薬は、対象とする生体物質を特異的に検出するように設計されているが、検体中の対象物質の濃度が極めて低い場合には検出反応が起こらずに陰性の結果が出る場合がある。
c 尿糖検査の場合、原則として早朝尿(起床直後の尿)を検体とし、激しい運動の直後は避ける必要がある。
d 一般的な妊娠検査薬は、月経予定日が過ぎて概ね1週目以降の検査が推奨されている。
- (a、b)
- (a、c)
- (b、c)
- (b、d)
- (c、d)
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この過去問の解説 (3件)
01
一般用検査薬についての問題です。
正解です。
・一般用検査薬は、一般の生活者が正しく用いて健康状態を把握し、速やかな受診につなげることで疾病を早期発見するためのものです。
・検査薬は、対象とする生体物質を特異的に検出するように設計されていますが、検体中の対象物質の濃度が極めて低い場合には検出反応が起こらずに陰性の結果が出る場合があります。
・尿糖検査の場合、食後1~2時間等、検査薬の使用方法に従って採尿を行います。
・一般的な妊娠検査薬は、月経予定日が過ぎて概ね1週目以降の検査が推奨されています。
本解説は、厚生労働省作成「登録販売者試験問題作成に関する手引き(令和6年4月)」より引用して作成しています。
登録販売者試験問題作成に関する手引き(令和6年4月):
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000082537.html
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02
一般用検査薬に関するa~dの記述について、それぞれ内容を確認していきます。
a:誤りです。
一般検査薬は、一般の生活者が正しく用いて健康状態を把握し、速やかな受診につなげることで疾病を早期発見するためのものです。
b:正しいです。
c:誤りです。
尿蛋白の検査については、激しい運動の直後は避ける必要があります。
d:正しいです。
以上を踏まえ、各選択肢を確認していきます。
不正解です。
冒頭の説明文の内容と異なります。
不正解です。
冒頭の説明文の内容と異なります。
不正解です。
冒頭の説明文の内容と異なります。
正解です。
冒頭の説明文の内容と一致します。
不正解です。
冒頭の説明文の内容と異なります。
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03
一般用検査薬に関する問題です。
まずa~dについてみていきましょう。
a.誤りです。
疾病の診断は医師でなければできません。
正しくは、
「一般の生活者が正しく用いて『健康状態』を把握し、
速やかな『受診』につなげることで
『疾病の早期発見』をすることを目的として用いられる」です。
b.正しいです。文のとおりです。
c.誤りです。
説明は「尿糖検査」ではなく「尿タンパク検査」です。
尿糖検査のみの場合は
食後1~2時間など検査薬の使用方法に従って採尿を行います。
尿糖と尿タンパクを同時に検査する場合は、早朝尿を検体とします。
d.正しいです。文のとおりです。
以上を踏まえて選択肢をみていきましょう。
正しい組み合わせです。冒頭を参照ください。
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