登録販売者の過去問
令和5年度(東京都)
医薬品の適正使用と安全対策 問4

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問題

登録販売者試験 令和5年度(東京都) 医薬品の適正使用と安全対策 問4 (訂正依頼・報告はこちら)

次の医薬品成分のうち、一般用医薬品の添付文書等において、「次の人は使用(服用) しないこと」の項目中に「本剤又は本剤の成分、牛乳によるアレルギー症状を起こしたことがある人」と記載することとされている成分はどれか。
  • 硫酸ナトリウム
  • リドカイン
  • ジプロフィリン
  • タンニン酸アルブミン
  • セトラキサート塩酸塩

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この過去問の解説 (2件)

01

主な使用上の注意の記載における「次の人は使用(服用)しないこと」とそれに対応する成分・薬効群についての問題です。

選択肢4. タンニン酸アルブミン

正解です。

 

タンニン酸アルブミンは、乳製カゼインを由来としていることから、牛乳アレルギーのアレルゲンとなる可能性があるため、「使用しないこと」とされています。

まとめ

本解説は、厚生労働省作成「登録販売者試験問題作成に関する手引き(令和6年4月)」より引用して作成しています。

登録販売者試験問題作成に関する手引き(令和6年4月):

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000082537.html

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02

使用上の注意「してはいけないこと」の別表5-1に関する問題です。

「本剤又は本剤の成分、牛乳によるアレルギー症状がある人」に書かれているのは

「タンニン酸アルブミン」「カゼイン」「カゼインナトリウム等(添加物)」

とあります。

「タンニン酸アルブミンは、乳清カゼインを由来としているため、

カゼインは牛乳タンパクの主成分であり、

牛乳アレルギーのアレルゲンとなる可能性があるため」とあります。

 

以上を踏まえて選択肢を確認しましょう。

選択肢1. 硫酸ナトリウム

誤りです。冒頭を参照ください。

選択肢2. リドカイン

誤りです。冒頭を参照ください。

選択肢3. ジプロフィリン

誤りです。冒頭を参照ください。

選択肢4. タンニン酸アルブミン

正しいです。冒頭を参照ください。

選択肢5. セトラキサート塩酸塩

誤りです。冒頭を参照ください。

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