登録販売者の過去問
令和5年度(東京都)
医薬品の適正使用と安全対策 問3

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問題

登録販売者試験 令和5年度(東京都) 医薬品の適正使用と安全対策 問3 (訂正依頼・報告はこちら)

次の医薬品成分等を含有する内服用の胃腸薬である一般用医薬品の添付文書等において、長期間服用した場合に、アルミニウム脳症及びアルミニウム骨症を発症したとの報告があるため、「次の人は使用(服用)しないこと」の項目中に「透析療法を受けている人」と記載することとされている成分として、正しいものの組合せはどれか。

a  アルジオキサ
b  次没食子(もっしょくし)酸ビスマス
c  スクラルファート
d  アカメガシワ
  • (a、b)
  • (a、c)
  • (a、d)
  • (b、c)
  • (b、d)

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この過去問の解説 (2件)

01

使用上の注意「してはいけないこと」の別表5-1に関する問題です。

 

「透析療法を受けている人」が長期間使用した場合に、

アルミニウム脳症及びアルミニウム骨症を発症したとの報告から

注意すべき主な成分・薬効群等は

「スクラルファート、水酸化アルミニウムゲル、 

 ケイ酸アルミン酸マグネシウム、ケイ酸アルミニウム、 

合成ヒドロタルサイト、アルジオキサ等のアルミニウムを含む

成分が配合された胃腸薬、胃腸鎮痛鎮痙薬」とあります。

a~dでこれに当てはまるのは、aとcです。

 

以上を踏まえて、選択肢をみていきましょう。

選択肢2. (a、c)

正しい組み合わせです。冒頭を参照ください。

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02

主な使用上の注意の記載における「次の人は使用(服用)しないこと」とそれに対応する成分・薬効群についての問題です。

選択肢2. (a、c)

正解です。

 

・アルジオキサやスクラルファート等のアルミニウムを含む成分が配合された胃腸薬や胃腸鎮痛鎮痙薬を「透析療法を受けている人」が長期間服用した場合には、アルミニウム脳症及びアルミニウム骨症を発症したとの報告があるため、使用しないこととされています。

まとめ

本解説は、厚生労働省作成「登録販売者試験問題作成に関する手引き(令和6年4月)」より引用して作成しています。

登録販売者試験問題作成に関する手引き(令和6年4月):

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000082537.html

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