登録販売者の過去問
令和5年度(東京都)
医薬品の適正使用と安全対策 問17
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問題
登録販売者試験 令和5年度(東京都) 医薬品の適正使用と安全対策 問17 (訂正依頼・報告はこちら)
医薬品副作用被害救済制度の給付に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 障害児養育年金は、医薬品の副作用により一定程度の障害の状態にある20歳未満の人を養育する人に対して給付されるものである。
b 医療手当は、医薬品の副作用による疾病の治療(入院治療を必要とする程度)に要した費用を実費補償するものである。
c 遺族年金は、生計維持者が医薬品の副作用により死亡した場合に、その遺族の生活の立て直し等を目的として給付されるものであり、最高10年間を給付の限度とする。
d 遺族一時金の給付は、請求期限がない。
a 障害児養育年金は、医薬品の副作用により一定程度の障害の状態にある20歳未満の人を養育する人に対して給付されるものである。
b 医療手当は、医薬品の副作用による疾病の治療(入院治療を必要とする程度)に要した費用を実費補償するものである。
c 遺族年金は、生計維持者が医薬品の副作用により死亡した場合に、その遺族の生活の立て直し等を目的として給付されるものであり、最高10年間を給付の限度とする。
d 遺族一時金の給付は、請求期限がない。
- a:正 b:正 c:正 d:誤
- a:正 b:誤 c:誤 d:正
- a:誤 b:誤 c:正 d:誤
- a:誤 b:正 c:誤 d:正
- a:誤 b:誤 c:誤 d:誤
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この過去問の解説 (2件)
01
医薬品副作用被害救済制度の給付についての問題です。
正解です。
・障害児養育年金は、医薬品の副作用により一定程度の障害の状態にある18歳未満の人を養育する人に対して給付されるものです。
・医療手当は、医薬品の副作用による疾病の治療に伴う医療費以外の費用の負担に着目して給付されるものです。
・遺族年金は、生計維持者が医薬品の副作用により死亡した場合に、その遺族の生活の立て直し等を目的として給付されるもので、最高10年間を限度とします。
・遺族一時金の給付は、死亡のときから5年以内に請求する必要があります。
本解説は、厚生労働省作成「登録販売者試験問題作成に関する手引き(令和6年4月)」より引用して作成しています。
登録販売者試験問題作成に関する手引き(令和6年4月):
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000082537.html
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02
医薬品副作用被害救済制度の給付に関する問題です。
まず、a~dについてみていきましょう。
a.誤りです。文中の「20歳未満」が誤りで、正しくは「18歳未満」です。
b.誤りです。この説明は「医療手当」ではなく「医療費」です。
「医療手当」は、医薬品の副作用による疾病の治療
(入院治療を必要とする程度)に伴う医療費以外の費用の負担に着目して
給付されるものです。
c.正しいです。文のとおりです。
d.誤りです。請求期限があります。死亡のときから5年以内です。
以上を踏まえて選択肢をみていきましょう。
正しい組み合わせです。冒頭を参照ください。
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