登録販売者 過去問
令和6年度(東京都)
問3 (医薬品に共通する特性と基本的な知識 問3)

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問題

登録販売者試験 令和6年度(東京都) 問3(医薬品に共通する特性と基本的な知識 問3) (訂正依頼・報告はこちら)

医薬品のリスク評価に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

a  ヒトを対象とした臨床試験の実施の基準には、国際的にGood Clinical Practice(GCP)が制定されている。
b  医薬品の投与量と効果の関係は、薬物用量の増加に伴い、効果の発現が検出されない「無作用量」から、最小有効量を経て「治療量」に至る。
c  Good Vigilance Practice(GVP)とは、医薬品に対する製造販売後の調査及び試験の実施の基準である。
d  医薬品の効果とリスクは、用量と作用強度の関係(用量-反応関係)に基づいて評価される。
  • a:正  b:正  c:正  d:正
  • a:誤  b:誤  c:正  d:正
  • a:正  b:正  c:誤  d:正
  • a:正  b:誤  c:正  d:誤
  • a:誤  b:正  c:誤  d:誤

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この過去問の解説 (2件)

01

医薬品のリスク評価に関する問題です。

 

まず、a~dについてみていきましょう。

 

a.正しいです。文のとおりです。

  なお、医薬品の安全性に関する非臨床試験の実施の基準として

  制定されているのは、Good Laboratory Practice(GLP)です。

b.正しいです。文のとおりです。

c.誤りです。

  Good Vigilance Practice(GVP)とは、

  医療機器や化粧品等を含む医薬品等の製造販売後の

  安全管理の基準のことです。

  医薬品に対する製造販売後の調査及び試験の実施の基準は、

  Good Post-marketing Study Practice(GPSP)です。

d.正しいです。文のとおりです。

 

以上を踏まえて、選択肢をみていきましょう。

選択肢3. a:正  b:正  c:誤  d:正

正しい組み合わせです。冒頭を参照ください。

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02

医薬品のリスク評価に関する問題です。

馴染みが薄く類似の言葉が出てくるため

問題の言い回しに惑わされないよう、正確に記憶し理解しておきましょう。

 

a)…記述の通りです。日本においては「医薬品の臨床試験の実施の基準に関する省令」として定められています。

 

b)…記述の通りです。医薬品は「無作用量」→(最小有効量)→「治療量」→「中毒量」→(最小致死量)→「致死量」の順に薬物用量が増えていき、身体に与える影響も増強していきます。

 

c)…誤りです。Good Vigilance Practice(GVP)とは、医薬品等の製造販売後安全管理の基準のことです。設問は、Good Post-marketing Study Practice(GPSP)についての記述となっています。

 

d)…記述の通りです。

 

 

選択肢3. a:正  b:正  c:誤  d:正

正しい選択肢です。

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