登録販売者 過去問
令和6年度(東京都)
問31 (人体の働きと医薬品 問11)
問題文
医薬品の吸収に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 坐(ざ)剤は、有効成分が容易に循環血液中に入るため、内服の場合よりも全身作用が速やかに現れる。
b 錠剤、カプセル剤等の固形剤は、消化管内で崩壊して、有効成分が溶け出さなければならず、小腸で有効成分が溶出するものが大部分である。
c 内服薬の有効成分の吸収量や吸収速度は、消化管内容物には影響されない。
d 一般に、消化管からの吸収は、濃度の高い方から低い方へ受動的に拡散していく現象である。
a 坐(ざ)剤は、有効成分が容易に循環血液中に入るため、内服の場合よりも全身作用が速やかに現れる。
b 錠剤、カプセル剤等の固形剤は、消化管内で崩壊して、有効成分が溶け出さなければならず、小腸で有効成分が溶出するものが大部分である。
c 内服薬の有効成分の吸収量や吸収速度は、消化管内容物には影響されない。
d 一般に、消化管からの吸収は、濃度の高い方から低い方へ受動的に拡散していく現象である。
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問題
登録販売者試験 令和6年度(東京都) 問31(人体の働きと医薬品 問11) (訂正依頼・報告はこちら)
医薬品の吸収に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 坐(ざ)剤は、有効成分が容易に循環血液中に入るため、内服の場合よりも全身作用が速やかに現れる。
b 錠剤、カプセル剤等の固形剤は、消化管内で崩壊して、有効成分が溶け出さなければならず、小腸で有効成分が溶出するものが大部分である。
c 内服薬の有効成分の吸収量や吸収速度は、消化管内容物には影響されない。
d 一般に、消化管からの吸収は、濃度の高い方から低い方へ受動的に拡散していく現象である。
a 坐(ざ)剤は、有効成分が容易に循環血液中に入るため、内服の場合よりも全身作用が速やかに現れる。
b 錠剤、カプセル剤等の固形剤は、消化管内で崩壊して、有効成分が溶け出さなければならず、小腸で有効成分が溶出するものが大部分である。
c 内服薬の有効成分の吸収量や吸収速度は、消化管内容物には影響されない。
d 一般に、消化管からの吸収は、濃度の高い方から低い方へ受動的に拡散していく現象である。
- a:誤 b:正 c:誤 d:正
- a:正 b:正 c:誤 d:誤
- a:正 b:誤 c:誤 d:正
- a:誤 b:正 c:正 d:正
- a:誤 b:誤 c:正 d:誤
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この過去問の解説 (2件)
01
a(正)
坐剤は直腸から吸収され、特に直腸下部の血管から吸収されると、肝臓での代謝を受けずに直接全身循環に入るため、内服よりも速やかに作用することがあります。
b(誤)
錠剤やカプセル剤が崩壊し有効成分が溶け出すことは必要ですが、小腸で溶出するものが大部分であるとは限らないため、この記述は誤りです。
胃で溶出するものも多くあります。
c(誤)
内服薬の吸収量や吸収速度は、食事や消化管内の内容物の影響を受けるため、「影響されない」とする記述は誤りです。
d(正)
消化管からの吸収は、濃度が高い方から低い方へ受動的に拡散する現象によることが多いため、この記述は正しいです。
誤った選択肢です。
「a:正 b:誤 c:誤 d:正」が正解です。
誤った選択肢です。
「a:正 b:誤 c:誤 d:正」が正解です。
正しい選択肢です。
「a:正 b:誤 c:誤 d:正」が正解です。
誤った選択肢です。
「a:正 b:誤 c:誤 d:正」が正解です。
誤った選択肢です。
「a:正 b:誤 c:誤 d:正」が正解です。
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02
医薬品の吸収に関する問題です。
a~dについて解説していきます。
a)正…記述の通りです。坐剤は体内に取り込まれた後、胃を介さずに直腸から速やかに吸収されます。早く効かせたい場合に加えて、症状や体質によって内服が困難な場合にも活用できる形状となります。
b)誤…誤りです。錠剤については、小腸ではなく胃で溶ける構造をしているものが多く存在します。
c)誤…誤りです。内服薬は、消化管内容物に影響されることがあります。例として、解熱鎮痛剤や風邪薬などにおいて、空腹時に服用してしまうと胃を荒らしやすい成分があるため、用法として「食後の服用」と指定されている場合があります。
d)正…記述の通りです。「受動的に拡散」というのは、自分の意思に関わらず拡散するということです。
対義語として「能動的」という言葉がありますが、こちらは自らの意思で動かすということなので、区別して覚えておきましょう。
正しい選択肢です。
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