登録販売者 過去問
令和6年度(東京都)
問33 (人体の働きと医薬品 問13)
問題文
医薬品の代謝及び排泄(せつ)に関する次の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組合せはどれか。なお、2箇所の( a )内にはどちらも同じ字句が入る。
循環血液中に移行した有効成分の多くは血液中で( a )と結合して複合体を形成するが、この結合は( b )である。有効成分と( a )との複合体は腎臓で( c )ため、この複合体形成は排泄の過程においても重要な意味を持つ。
循環血液中に移行した有効成分の多くは血液中で( a )と結合して複合体を形成するが、この結合は( b )である。有効成分と( a )との複合体は腎臓で( c )ため、この複合体形成は排泄の過程においても重要な意味を持つ。
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問題
登録販売者試験 令和6年度(東京都) 問33(人体の働きと医薬品 問13) (訂正依頼・報告はこちら)
医薬品の代謝及び排泄(せつ)に関する次の記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組合せはどれか。なお、2箇所の( a )内にはどちらも同じ字句が入る。
循環血液中に移行した有効成分の多くは血液中で( a )と結合して複合体を形成するが、この結合は( b )である。有効成分と( a )との複合体は腎臓で( c )ため、この複合体形成は排泄の過程においても重要な意味を持つ。
循環血液中に移行した有効成分の多くは血液中で( a )と結合して複合体を形成するが、この結合は( b )である。有効成分と( a )との複合体は腎臓で( c )ため、この複合体形成は排泄の過程においても重要な意味を持つ。
- a:脂質 b:速やかかつ可逆的 c:濾(ろ)過されやすい
- a:血漿(しょう)タンパク質 b:速やかかつ可逆的 c:濾(ろ)過されない
- a:血漿(しょう)タンパク質 b:速やかかつ可逆的 c:濾(ろ)過されやすい
- a:脂質 b:緩やかかつ不可逆的 c:濾(ろ)過されない
- a:血漿(しょう)タンパク質 b:緩やかかつ不可逆的 c:濾(ろ)過されやすい
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この過去問の解説 (1件)
01
正解は「a:血漿(しょう)タンパク質 b:速やかかつ可逆的 c:濾(ろ)過されない」です。
a:血漿タンパク質
血液中の有効成分は、そのままではすぐに排出されたり分解されたりするため、血漿タンパク質(アルブミンなど)と結合して運ばれます。
この結合によって、薬の成分が長く体内にとどまり、必要な場所で効果を発揮できるようになります。
b:速やかかつ可逆的
薬の成分と血漿タンパク質の結合は、一度結びついても、またすぐに分離する「可逆的」な性質を持っています。
これにより、必要なときに薬の成分が放出され、作用を発揮できます。
c:濾過されない
腎臓は血液をろ過して老廃物を尿として排出しますが、血漿タンパク質と結合した薬の成分は大きすぎるため、腎臓のろ過フィルター(糸球体)を通過できません。
そのため、薬がすぐに排泄されず、血液中に留まりやすくなります。
正しい選択肢です。
「a:血漿(しょう)タンパク質 b:速やかかつ可逆的 c:濾(ろ)過されない」が正解です。
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