登録販売者 過去問
令和6年度（東京都）
問42 (薬事に関する法規と制度 問2)

a（正）
販売従事登録を受けるためには、一定の条件を満たす必要があり、麻薬や覚醒剤などの中毒者は登録できないと法律で定められています。これは、医薬品の適正な販売を確保し、違法薬物の流通を防ぐためです。

b（正）
登録販売者は、業務を適切に行う責任があり、精神の機能に障害が生じて業務の継続が難しくなった場合は、都道府県知事に届け出る必要があります。

c（誤）
販売従事登録は、勤務する都道府県ごとに必要ではなく、1つの都道府県で登録を受ければ、全国どこでも登録販売者として働くことができます。

d（誤）
登録事項に変更があった場合、届け出の期限は「60日以内」ではなく「30日以内」です。

薬機法第36条の8は、登録販売者の販売従事登録に関する規定です。
具体的には、登録販売者が一般用医薬品（OTC医薬品）を販売するためには、都道府県知事の「販売従事登録」を受けなければなりません。登録事由と、また欠格事由についても押さえておきましょう。

a,b…犯罪歴や法律違反の経歴がある人、精神的に判断能力が制限されている人は、登録を受けることができません。

特に、薬物乱用や、医薬品の違法販売など、医薬品に関しての犯罪歴がある場合、登録販売者の欠格事由になります。
 

ｃ…販売従事登録は、勤務する都道府県ごとに必要ではなく、1つの都道府県で登録を受ければ、全国どこでも登録販売者として働くことができます。

d…　60日以内ではなく、30日以内になります。登録事項に変更が生じた場合、30日以内に変更届を都道府県知事へ提出しましょう。