登録販売者 過去問
令和6年度(東京都)
問47 (薬事に関する法規と制度 問7)
問題文
a 外形上、食品として販売されている製品であっても、その成分本質、効能効果の標榜(ぼう)内容等に照らして医薬品とみなされることがある。
b 保健機能食品、栄養機能食品、機能性表示食品を総称して特定保健用食品という。
c 特定保健用食品は、疾病の予防又は治癒が期待できる旨の表示をする食品である。
d 健康食品という単語は、法令で定義された用語ではない。
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問題
登録販売者試験 令和6年度(東京都) 問47(薬事に関する法規と制度 問7) (訂正依頼・報告はこちら)
a 外形上、食品として販売されている製品であっても、その成分本質、効能効果の標榜(ぼう)内容等に照らして医薬品とみなされることがある。
b 保健機能食品、栄養機能食品、機能性表示食品を総称して特定保健用食品という。
c 特定保健用食品は、疾病の予防又は治癒が期待できる旨の表示をする食品である。
d 健康食品という単語は、法令で定義された用語ではない。
- a:正 b:正 c:誤 d:正
- a:正 b:誤 c:正 d:誤
- a:正 b:誤 c:誤 d:正
- a:誤 b:誤 c:正 d:正
- a:誤 b:正 c:誤 d:誤
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この過去問の解説 (3件)
01
a(正)
食品であっても、その成分や効果を強調しすぎると、法律上「医薬品」とみなされることがあります。
例えば、「この食品を食べれば病気が治る」などの表現は、医薬品の効能をうたっていると判断される可能性があります。
b(誤)
特定保健用食品(トクホ)は、国が科学的な根拠を審査し、許可した食品です。
一方で、栄養機能食品や機能性表示食品は異なる分類であり、これらをまとめて「特定保健用食品」とは呼びません。
c(誤)
特定保健用食品は、健康をサポートする食品ですが、「病気の予防や治療ができる」とは表示できません。
あくまで「体の調子を整える」などの効果を示すものです。
d(正)
「健康食品」という言葉は一般的に使われていますが、法律上の定義はなく、明確な基準もありません。
これは、企業が自由に使える表現の一つです。
誤った選択肢です。
「a:正 b:誤 c:誤 d:正」が正解です。
誤った選択肢です。
「a:正 b:誤 c:誤 d:正」が正解です。
正しい選択肢です。
「a:正 b:誤 c:誤 d:正」が正解です。
誤った選択肢です。
「a:正 b:誤 c:誤 d:正」が正解です。
誤った選択肢です。
「a:正 b:誤 c:誤 d:正」が正解です。
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02
保健機能食品等の食品に関する問題です。
a~dについて解説していきます。
a)正…記述の通りです。
成分本質や効能効果の標榜に加えて、医薬品的な用法用量の標榜(「1日〇回」、「1回〇錠」、「朝夕に服用」など)も医薬品とみなされることがあります。食品にもかかわらず医薬品とみなされることは、薬機法に抵触する恐れがあるため注意が必要です。
b)誤…誤りです。
特定保健用食品(トクホ)は総称ではなく、エビデンスに基づき特定の保健の目的で使用されることを国に認められた食品のことを示します。
c)誤…誤りです。
特定保健用食品(トクホ)は、あくまで食品なので疾病の予防又は治癒が期待できる旨の表示はできません。
a)と同様に薬機法に抵触する恐れがあるため、医薬品とその他の食品・化粧品などの表現は細心の注意が必要です。
d)正…記述の通りです。
正しい選択肢です。
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03
a…外形上、食品として販売されている製品であっても、その成分本質、効能効果の標榜(ぼう)内容等に照らして医薬品とみなされることがある。(正)
→ナツメグ、ニンジン、生姜などは生薬としても認められています。
b…保健機能食品、栄養機能食品、機能性表示食品を総称して特定保健用食品という。(誤)
→保健機能食品、栄養機能食品、機能性表示食品、特定保健用食品はそれぞれ異なる分類です。
テキストを再確認しましょう。頻出ポイントです。
c…保健用食品は、疾病の予防又は治癒が期待できる旨の表示をする食品である。(誤)
→保健用食品とは、基本的に健康の維持や増進を目的とした食品であり、疾病の予防や治癒を目的とした食品ではありません。
保健用食品を、疾病の予防や治癒を目的とした食品と書いてしまうと、薬機法違反になります。
食事は健康増進、医薬品が疾病の予防や治癒の大原則は忘れてはいけません。
d…健康食品という単語は、法令で定義された用語ではない。(正)
→健康食品は総称であり、法令で定義された正式なカテゴリではありません。
一口に健康食品と言われますが、実際には特定保健用食品、機能性表示食品、栄養機能食品など、法的には異なるカテゴリに分けられており、それぞれに対する法的規制があります。
誤った選択肢です。
「a:正 b:誤 c:誤 d:正」が正解です。
誤った選択肢です。
「a:正 b:誤 c:誤 d:正」が正解です。
正しい選択肢です。
「a:正 b:誤 c:誤 d:正」が正解です。
誤った選択肢です。
「a:正 b:誤 c:誤 d:正」が正解です。
誤った選択肢です。
「a:正 b:誤 c:誤 d:正」が正解です。
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