登録販売者 過去問
令和6年度(東京都)
問52 (薬事に関する法規と制度 問12)

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

登録販売者試験 令和6年度(東京都) 問52(薬事に関する法規と制度 問12) (訂正依頼・報告はこちら)

店舗販売業者が行う要指導医薬品又は一般用医薬品のリスク区分に応じた情報提供等に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

a  要指導医薬品を販売又は授与する場合には、その店舗において医薬品の販売又は授与に従事する薬剤師に、対面により、書面を用いて、必要な情報を提供させ、必要な薬学的知見に基づく指導を行わせなければならない。
b  第一類医薬品を販売又は授与する場合には、その店舗において医薬品の販売又は授与に従事する薬剤師又は登録販売者に、書面を用いて、必要な情報を提供させなければならない。
c  第二類医薬品を販売又は授与する場合には、その店舗において医薬品の販売又は授与に従事する薬剤師又は登録販売者に、必要な情報を提供させるよう努めなければならない。
d  指定第二類医薬品を販売又は授与する場合には、当該指定第二類医薬品を購入しようとする者等が、禁忌事項を確認すること及び当該医薬品の使用について薬剤師又は登録販売者に相談することを勧める旨を確実に認識できるようにするために必要な措置を講じなければならない。
  • a:誤  b:正  c:正  d:正
  • a:正  b:誤  c:正  d:正
  • a:正  b:正  c:誤  d:誤
  • a:誤  b:誤  c:誤  d:正
  • a:正  b:誤  c:正  d:誤

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (2件)

01

a(正)
要指導医薬品は、薬剤師による対面販売が義務付けられています

販売時には、薬剤師が書面を用いて必要な情報を提供し、適切な指導を行わなければなりません。

 

b(誤)
第一類医薬品の情報提供は薬剤師が行わなければならず、登録販売者が行うことはできません

この記述では「薬剤師又は登録販売者」となっているため、誤りです。

 

c(正)
第二類医薬品については、情報提供を行うよう努めることが求められています

 

d(正)
指定第二類医薬品は、使用者が禁忌事項を確認し、必要があれば相談できるよう、適切な措置を講じる必要があります

例えば、パッケージや店内掲示で注意を促したり、販売時に確認を促したりする措置が取られます。

選択肢2. a:正  b:誤  c:正  d:正

正しい選択肢です。

「a:正 b:誤 c:正 d:正」が正解です。

参考になった数1

02

この問題は、医薬品の情報提供等についての問題です。

 

a:正しい

要指導医薬品は薬剤師のみが販売することができます。

対面により書面を用いて必要な情報を提供します。

また必要な薬学的知見に基づく指導も行うことが必要です。

 

b:誤り

登録販売者は第一類医薬品を販売することができません。

薬剤師が書面を用いて必要な情報を提供します。

 

c:正しい

第二類医薬品を販売できるのは薬剤師と登録販売者です。

販売において必要な情報提供をするよう努める必要があります。

 

d:正しい

指定第二類医薬品を販売できるのは薬剤師と登録販売者です。

販売において情報提供の機会が確保される工夫が必要です。

また、禁忌事項を確認することや、医薬品使用について購入者が薬剤師・登録販売者に相談することを勧める旨を認識できるようにする必要があります。

選択肢1. a:誤  b:正  c:正  d:正

誤りです。

選択肢2. a:正  b:誤  c:正  d:正

正しい選択肢です。

選択肢3. a:正  b:正  c:誤  d:誤

誤りです。

選択肢4. a:誤  b:誤  c:誤  d:正

誤りです。

選択肢5. a:正  b:誤  c:正  d:誤

誤りです。

まとめ

この解説は厚生労働省作成「登録販売者試験問題作成に関する手引き(令和6年4月)」を参考にして作成しています。

登録販売者試験問題作成に関する手引き(令和6年4月):

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000082537.html

参考になった数1