登録販売者 過去問
令和6年度(東京都)
問56 (薬事に関する法規と制度 問16)
問題文
次の成分(その水和物及びそれらの塩類を含む。)を有効成分として含有する製剤のうち、濫用等のおそれのあるものとして厚生労働大臣が指定する医薬品(平成26年厚生労働省告示第252号)に該当するものの組合せはどれか。
a ブロモバレリル尿素
b デキストロメトルファン
c コデイン
d ジフェンヒドラミン
a ブロモバレリル尿素
b デキストロメトルファン
c コデイン
d ジフェンヒドラミン
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問題
登録販売者試験 令和6年度(東京都) 問56(薬事に関する法規と制度 問16) (訂正依頼・報告はこちら)
次の成分(その水和物及びそれらの塩類を含む。)を有効成分として含有する製剤のうち、濫用等のおそれのあるものとして厚生労働大臣が指定する医薬品(平成26年厚生労働省告示第252号)に該当するものの組合せはどれか。
a ブロモバレリル尿素
b デキストロメトルファン
c コデイン
d ジフェンヒドラミン
a ブロモバレリル尿素
b デキストロメトルファン
c コデイン
d ジフェンヒドラミン
- (a、b)
- (a、c)
- (b、c)
- (b、d)
- (c、d)
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この過去問の解説 (3件)
01
この問題は薬局開設者および医薬品の販売業者の遵守事項についての問題です。
濫用等のおそれのあるものとして厚生労働大臣が指定する医薬品は
ブロモバレリル尿素とコデインです。
・ブロモバレリル尿素は鎮静成分として使用されるほか、催眠鎮静薬としても使用されます。
・コデインは麻薬性鎮咳成分として使用されます。
12歳未満の小児に呼吸抑制を生じる恐れがあるため使用禁忌です。
上記のほかに、エフェドリン、ジヒドロコデイン、プソイドエフェドリン、メチルエフェドリンが厚生労働大臣が指定する医薬品です。
誤りです。
正しい選択肢です。
誤りです。
誤りです。
誤りです。
この解説は厚生労働省作成「登録販売者試験問題作成に関する手引き(令和6年4月)」を参考にして作成しています。
登録販売者試験問題作成に関する手引き(令和6年4月):
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000082537.html
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02
a(正)
ブロモバレリル尿素は、催眠鎮静作用を持つ成分であり、依存や乱用のおそれがあるため、厚生労働大臣が指定する医薬品に該当します。
b(誤)
デキストロメトルファンは、一般的に咳止め(鎮咳薬)として使われる成分だが、平成26年厚生労働省告示第252号に基づく「濫用等のおそれのある医薬品」には含まれません。
c(正)
コデインは、麻薬性鎮痛薬の一種であり、過剰摂取すると依存性が生じる可能性があるため、乱用のおそれがある医薬品に指定されています。
d(誤)
ジフェンヒドラミンは、抗ヒスタミン薬であり、睡眠改善薬などにも使用されるが、指定医薬品の「濫用等のおそれのある医薬品」には含まれていません。
正しい選択肢です。
正しいものはa、cです。
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03
濫用等のおそれのあるものとして厚生労働大臣が指定する医薬品(以下「濫用等のおそれのある医薬品」という。)は以下の通りです。
1.エフェドリン
2.コデイン(選択肢c)
3.ジヒドロコデイン
4.ブロモバレリル尿素(選択肢a)
5.プソイドエフェドリン
6.メチルエフェドリン
ブロモバレリル尿素は催眠剤として用いられ、コデインはモルヒネから派生した鎮咳薬です。(20㎎以上で麻薬扱い)
b.デキストロメトルファン(非麻薬性)、d.ジフェンヒドラミン(ヒスタミンブロッカー)とは、使用リスクが異なります。
上記6つのお薬は、テストでも頻出です。ぜひ薬効・副作用・注意点を合わせて覚えておいてください。
誤った選択肢です。
正しい選択肢です。
誤った選択肢です。
誤った選択肢です。
誤った選択肢です。
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