登録販売者 過去問
令和6年度(東京都)
問78 (主な医薬品とその作用 問18)
問題文
強心薬に配合される生薬成分等に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a センソは、有効域が比較的狭い成分であり、1日用量中センソ5mgを超えて含有する医薬品は劇薬に指定されており、一般用医薬品では、1日用量が5mg以下となるよう用法・用量が定められている。
b センソは、皮膚や粘膜に触れると局所麻酔作用を示し、センソが配合された丸薬、錠剤等の内服固形製剤は、口中で噛(か)み砕くと舌が麻痺(ひ)することがあるため、噛まずに服用することとされている。
c ゴオウは、ウシ科のウシの胆嚢(のう)中に生じた結石を基原とする生薬で、強心作用のほか、呼吸中枢を刺激して呼吸機能を高めたり、意識をはっきりさせる作用があるとされる。
d シンジュは、ウグイスガイ科のアコヤガイ、シンジュガイ又はクロチョウガイ等の外套(とう)膜組成中に病的に形成された顆粒状物質を基原とする生薬で、鎮静作用等を期待して用いられる。
a センソは、有効域が比較的狭い成分であり、1日用量中センソ5mgを超えて含有する医薬品は劇薬に指定されており、一般用医薬品では、1日用量が5mg以下となるよう用法・用量が定められている。
b センソは、皮膚や粘膜に触れると局所麻酔作用を示し、センソが配合された丸薬、錠剤等の内服固形製剤は、口中で噛(か)み砕くと舌が麻痺(ひ)することがあるため、噛まずに服用することとされている。
c ゴオウは、ウシ科のウシの胆嚢(のう)中に生じた結石を基原とする生薬で、強心作用のほか、呼吸中枢を刺激して呼吸機能を高めたり、意識をはっきりさせる作用があるとされる。
d シンジュは、ウグイスガイ科のアコヤガイ、シンジュガイ又はクロチョウガイ等の外套(とう)膜組成中に病的に形成された顆粒状物質を基原とする生薬で、鎮静作用等を期待して用いられる。
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問題
登録販売者試験 令和6年度(東京都) 問78(主な医薬品とその作用 問18) (訂正依頼・報告はこちら)
強心薬に配合される生薬成分等に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a センソは、有効域が比較的狭い成分であり、1日用量中センソ5mgを超えて含有する医薬品は劇薬に指定されており、一般用医薬品では、1日用量が5mg以下となるよう用法・用量が定められている。
b センソは、皮膚や粘膜に触れると局所麻酔作用を示し、センソが配合された丸薬、錠剤等の内服固形製剤は、口中で噛(か)み砕くと舌が麻痺(ひ)することがあるため、噛まずに服用することとされている。
c ゴオウは、ウシ科のウシの胆嚢(のう)中に生じた結石を基原とする生薬で、強心作用のほか、呼吸中枢を刺激して呼吸機能を高めたり、意識をはっきりさせる作用があるとされる。
d シンジュは、ウグイスガイ科のアコヤガイ、シンジュガイ又はクロチョウガイ等の外套(とう)膜組成中に病的に形成された顆粒状物質を基原とする生薬で、鎮静作用等を期待して用いられる。
a センソは、有効域が比較的狭い成分であり、1日用量中センソ5mgを超えて含有する医薬品は劇薬に指定されており、一般用医薬品では、1日用量が5mg以下となるよう用法・用量が定められている。
b センソは、皮膚や粘膜に触れると局所麻酔作用を示し、センソが配合された丸薬、錠剤等の内服固形製剤は、口中で噛(か)み砕くと舌が麻痺(ひ)することがあるため、噛まずに服用することとされている。
c ゴオウは、ウシ科のウシの胆嚢(のう)中に生じた結石を基原とする生薬で、強心作用のほか、呼吸中枢を刺激して呼吸機能を高めたり、意識をはっきりさせる作用があるとされる。
d シンジュは、ウグイスガイ科のアコヤガイ、シンジュガイ又はクロチョウガイ等の外套(とう)膜組成中に病的に形成された顆粒状物質を基原とする生薬で、鎮静作用等を期待して用いられる。
- a:正 b:正 c:誤 d:正
- a:正 b:正 c:正 d:誤
- a:誤 b:正 c:誤 d:誤
- a:誤 b:誤 c:正 d:正
- a:正 b:誤 c:誤 d:誤
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この過去問の解説 (2件)
01
a(正)
センソ(蟾酥)は、ヒキガエルの皮膚腺から得られる成分で、強心作用を持ちます。
ただし、有効な量と毒性を示す量の差が小さく、有効域が狭いです。
そのため、1日用量が5mgを超える場合は劇薬に指定されています。
一般用医薬品では、安全のため1日5mg以下になるように用法・用量が決められています。
b(正)
センソには局所麻酔作用があり、皮膚や粘膜に触れると麻痺を引き起こします。
特に、センソを含む丸薬や錠剤を口の中で噛み砕くと、舌が麻痺することがあるため、噛まずに服用するよう指示されています。
c(誤)
ゴオウ(牛黄)は、ウシの胆嚢内にできた結石から得られる生薬で、強心作用や意識をはっきりさせる作用があります。
しかし、呼吸中枢を刺激して呼吸機能を高める作用はありません。
d(正)
シンジュ(真珠)は、アコヤガイ、シンジュガイ、クロチョウガイなどの貝類の外套膜に病的に形成された顆粒状物質が基原となる生薬です。
鎮静作用があり、精神を落ち着かせる目的で使われることがあります。
正しい選択肢です。
a:正 b:正 c:誤 d:正が正解です。
誤った選択肢です。
a:正 b:正 c:誤 d:正が正解です。
誤った選択肢です。
a:正 b:正 c:誤 d:正が正解です。
誤った選択肢です。
a:正 b:正 c:誤 d:正が正解です。
誤った選択肢です。
a:正 b:正 c:誤 d:正が正解です。
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02
この問題は「強心薬の成分」についての問題です。
a:正しい
センソは微量で強い強心作用を示すことから、有効域が比較的狭い成分です。
そのため1日用量中センソ5mgを超えて含有する医薬品は劇薬に指定されています。
一般用医薬品では、1日用量が5mg以下となるよう用法・用量が定められており、それに従って適正に使用される必要があります。
一般用医薬品を通常用量で服用しても、悪心(吐き気)、嘔吐の副作用が現れることがあります。
b:正しい
センソは皮膚や粘膜に触れると局所麻酔作用を示すため、センソが配合された丸薬、錠剤等の内服固形製剤を口中で嚙み砕くと舌などが麻痺することがあります。
必ず噛まずに服用しなければいけません。
c:誤り
ゴオウはウシ科のウシの胆嚢中に生じた結石を基原とする生薬で、強心作用のほか、末梢血管の拡張による血圧降下、興奮を鎮める等の作用があるとされています。
d:正しい
シンジュはウグイスガイ科のアヤコガイ、シンジュガイまたはクロチョウガイなどの外套膜組成中に病的に形成された顆粒状物質を基原とする生薬で、鎮静作用などを期待して用いられます。
正しい選択肢です。
誤りです。
誤りです。
誤りです。
誤りです。
この解説は厚生労働省作成「登録販売者試験問題作成に関する手引き(令和6年4月)」を参考にして作成しています。
登録販売者試験問題作成に関する手引き(令和6年4月):
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000082537.html
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