登録販売者 過去問
令和6年度(東京都)
問100 (主な医薬品とその作用 問40)
問題文
一般用検査薬に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 生体から採取された検体には、予期しない妨害物質や化学構造がよく似た物質が混在することがあり、いかなる検査薬においても偽陰性・偽陽性を完全に排除することは困難である。
b 尿糖・尿タンパク検査薬は、長い間尿に浸していると検出成分が溶け出してしまい、正確な検査結果が得られなくなることがある。
c 尿糖検査の場合、原則として早朝尿(起床直後の尿)を検体とし、尿タンパク検査の場合、食後2〜3時間を目安に採尿を行う。
d 妊娠検査薬は、検査操作を行う場所の室温が極端に高いか、又は低い場合にも、正確な検査結果が得られないことがある。
a 生体から採取された検体には、予期しない妨害物質や化学構造がよく似た物質が混在することがあり、いかなる検査薬においても偽陰性・偽陽性を完全に排除することは困難である。
b 尿糖・尿タンパク検査薬は、長い間尿に浸していると検出成分が溶け出してしまい、正確な検査結果が得られなくなることがある。
c 尿糖検査の場合、原則として早朝尿(起床直後の尿)を検体とし、尿タンパク検査の場合、食後2〜3時間を目安に採尿を行う。
d 妊娠検査薬は、検査操作を行う場所の室温が極端に高いか、又は低い場合にも、正確な検査結果が得られないことがある。
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問題
登録販売者試験 令和6年度(東京都) 問100(主な医薬品とその作用 問40) (訂正依頼・報告はこちら)
一般用検査薬に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
a 生体から採取された検体には、予期しない妨害物質や化学構造がよく似た物質が混在することがあり、いかなる検査薬においても偽陰性・偽陽性を完全に排除することは困難である。
b 尿糖・尿タンパク検査薬は、長い間尿に浸していると検出成分が溶け出してしまい、正確な検査結果が得られなくなることがある。
c 尿糖検査の場合、原則として早朝尿(起床直後の尿)を検体とし、尿タンパク検査の場合、食後2〜3時間を目安に採尿を行う。
d 妊娠検査薬は、検査操作を行う場所の室温が極端に高いか、又は低い場合にも、正確な検査結果が得られないことがある。
a 生体から採取された検体には、予期しない妨害物質や化学構造がよく似た物質が混在することがあり、いかなる検査薬においても偽陰性・偽陽性を完全に排除することは困難である。
b 尿糖・尿タンパク検査薬は、長い間尿に浸していると検出成分が溶け出してしまい、正確な検査結果が得られなくなることがある。
c 尿糖検査の場合、原則として早朝尿(起床直後の尿)を検体とし、尿タンパク検査の場合、食後2〜3時間を目安に採尿を行う。
d 妊娠検査薬は、検査操作を行う場所の室温が極端に高いか、又は低い場合にも、正確な検査結果が得られないことがある。
- a:正 b:正 c:正 d:誤
- a:正 b:誤 c:誤 d:正
- a:正 b:正 c:誤 d:正
- a:誤 b:正 c:誤 d:誤
- a:誤 b:誤 c:正 d:正
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この過去問の解説 (3件)
01
a(正)
生体から採取される検体(尿・血液など)には、検査結果に影響を与える物質が含まれることがあります。
このため、どのような検査薬を使っても、偽陰性(本当は陽性なのに陰性と判定される)や偽陽性(本当は陰性なのに陽性と判定される)を完全に防ぐことはできません。
b(正)
尿糖・尿タンパク検査薬を長時間尿に浸していると、検出するべき成分が溶け出したり、試薬自体が変質してしまったりする可能性があります。
そのため、検査の手順に従い、適切な時間内で判定することが重要です。
c(誤)
尿糖検査では、通常食後の尿を検体とするのが一般的です。
食事による血糖値の上昇を反映するため、起床直後の尿(早朝尿)ではなく、食後1~2時間の尿を用いることが多いです。
尿タンパク検査は早朝尿のほうが正確な検査結果が得られるため、食後2~3時間の尿を用いるのは適切ではありません。
d(正)
妊娠検査薬の判定には、温度が影響を与えることがあります。
極端に高温または低温の環境では、検査結果が不正確になる可能性があるため、適切な室温で検査を行うことが推奨されています。
誤った選択肢です。
a:正 b:正 c:誤 d:正が正解です。
誤った選択肢です。
a:正 b:正 c:誤 d:正が正解です。
正しい選択肢です。
a:正 b:正 c:誤 d:正が正解です。
誤った選択肢です。
a:正 b:正 c:誤 d:正が正解です。
誤った選択肢です。
a:正 b:正 c:誤 d:正が正解です。
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02
一般用検査薬に関する組み合わせ問題です。
まず、a~dについてみていきましょう。
a.正しいです。文のとおりです。
また、検体保管の温度の状況も結果に影響を与えます。
b.正しいです。文のとおりです。
また、尿糖または尿タンパクを検出する部分を
直接手で触れてしまった場合も検査結果に影響を与えます。
c.誤りです。
「尿糖検査」の場合、食後1~2時間等、
検査薬の使用方法に従って採尿を行います。
「尿タンパク検査」の場合が早朝尿です。
d.正しいです。文のとおりです。
以上を踏まえて、選択肢をみていきましょう。
正しい組み合わせです。冒頭を参照ください。
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03
この問題は、一般検査薬についての問題です。
a:正しい
生体から採取された検体には、妨害物質や化学構造がよく似た物質が混在することがあります。
そのため、検査薬においては、偽陰性・偽陽性を完全に防ぐことは難しいです。
b:正しい
尿糖・尿タンパク検査薬は、正確な検査が得られなくなるため、長い間尿に浸さないようにしなければいけません。長時間浸してしまうと検出成分が溶け出してしまうためです。
c:誤り
尿糖検査の場合、食後1~2時間など、検査薬の使用方法に従って採尿を行います。早朝尿は誤りです。
尿タンパクの場合、原則として早朝尿(起床直後の尿)を検体とします。また、激しい運動の直後は避ける必要があります。食後2~3時間を目安に、は誤りです。
d:正しい
妊娠検査薬は、尿中のhCGの有無を調べます。温度が影響されることもあるため、検査操作を行う場所の室温が極端に高いか、または低い場所にも正確な検査結果が得られないことがあります。
誤りです。
誤りです。
正しい選択肢です。
誤りです。
誤りです。
この解説は厚生労働省作成「登録販売者試験問題作成に関する手引き(令和6年4月)」を参考にして作成しています。
登録販売者試験問題作成に関する手引き(令和6年4月):
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000082537.html
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