登録販売者 過去問
令和6年度(東京都)
問104 (医薬品の適正使用と安全対策 問4)

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

登録販売者試験 令和6年度(東京都) 問104(医薬品の適正使用と安全対策 問4) (訂正依頼・報告はこちら)

一般用医薬品の保管及び取扱い上の注意に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。

a  点眼薬では、万一、使用に際して薬液に細菌汚染があった場合に別の使用者に感染するおそれがあるため、添付文書に「家族以外の人とは共用しないこと」と記載されている。
b  ビン入りの錠剤は、旅行や勤め先等へ携行する場合、市販の容器に移し替えることが適当である。
c  可燃性ガスを噴射剤としているエアゾール製品については、消防法(昭和23年法律第186号)や高圧ガス保安法(昭和26年法律第204号)に基づき、その容器への注意事項の表示が義務づけられているが、添付文書において「保管及び取扱い上の注意」としても記載されている。
d  小児に使用される医薬品を除き、医薬品は小児の手の届かないところに保管される必要がある。
  • a:誤  b:正  c:誤  d:正
  • a:正  b:正  c:正  d:誤
  • a:正  b:誤  c:誤  d:誤
  • a:誤  b:誤  c:正  d:誤
  • a:正  b:誤  c:正  d:正

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (2件)

01

a(正)
点眼薬は、容器の先端が目や手に触れることで細菌が混入することがあります。

汚染された点眼薬を他の人が使うと、結膜炎などの感染症が広がる可能性があります。

そのため、添付文書には「家族以外の人とは共用しないこと」と記載されています。

 

b(誤)
ビン入りの錠剤は、品質保持のために適切な容器に入れられています。

市販の容器に移し替えると、湿気や異物が混入する可能性があるため、推奨されません

携帯する場合も、元の容器のまま持ち運ぶのが適切です。

 

c(誤)
可燃性ガスを噴射剤としているエアゾール製品には、消防法や高圧ガス保安法に基づき容器に注意事項が表示されています。

しかし、「保管及び取扱い上の注意」として添付文書に必ず記載されているとは限りません

 

d(誤)
医薬品は、小児の誤飲や誤使用を防ぐため、小児用のものを含めてすべて小児の手の届かないところに保管することが求められます

「小児に使用される医薬品を除き」という記述が誤りです。

選択肢1. a:誤  b:正  c:誤  d:正

誤った選択肢です。

a:正 b:誤 c:誤 d:誤が正解です。

 

選択肢2. a:正  b:正  c:正  d:誤

誤った選択肢です。

a:正 b:誤 c:誤 d:誤が正解です。

選択肢3. a:正  b:誤  c:誤  d:誤

正しい選択肢です。

a:正 b:誤 c:誤 d:誤が正解です。

選択肢4. a:誤  b:誤  c:正  d:誤

誤った選択肢です。

a:正 b:誤 c:誤 d:誤が正解です。

選択肢5. a:正  b:誤  c:正  d:正

誤った選択肢です。

a:正 b:誤 c:誤 d:誤が正解です。

参考になった数3

02

一般用医薬品の保管及び取扱い上の注意に関する問題です。

 

まずはa~dについてみていきましょう。

 

a.正しいです。文のとおりです。

     厚生労働省 登録販売者問題作成に関する手引き(令和6年4月)

    p371を参照ください。

b.誤りです。誤用の原因や品質が変わる原因にもなります。

    不適切です。

     厚生労働省 登録販売者問題作成に関する手引き(令和6年4月)

    p370を参照ください。

c.誤りです。

    噴射剤は高圧ガス保安法で定められており、

  内容液が消防法となります。

d.誤りです。

  「小児に使用される医薬品を除き」の部分が誤りです。

  小児が使用するしないに関係なく、

  医薬品は小児の手の届かないところに保管される必要があります。

 

以上を踏まえて、選択肢をみていきましょう。

 

選択肢3. a:正  b:誤  c:誤  d:誤

正しい組み合わせです。冒頭を参照ください。

 

まとめ

<参考>

厚生労働省 登録販売者問題作成に関する手引き(令和6年4月)

https://www.mhlw.go.jp/content/001243494.pdf

 

参考になった数1