通関士の過去問
第51回(平成29年)
通関書類の作成要領その他通関手続の実務 問49
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
通関士試験 第51回(平成29年) 通関書類の作成要領その他通関手続の実務 問49 (訂正依頼・報告はこちら)
次の取引内容に係る輸入貨物の課税価格を計算しなさい。
本邦の輸入者M( 買手 )は、A国所在の音楽家Xの作詞・作曲した音楽を記録したCDを輸入するため、A国所在の輸出者であり、Xの所属する音楽プロデュース会社Y( 売手 )との間で、当該音楽CDに係る売買契約を締結した。
Yは、Xとのライセンス契約に基づき、Xの音楽をA国において複製し、全世界で販売する権利を付与されている。
MとYとの間の売買契約には、次の事項が規定されている。
イ 単価(FOB価格)………………………………………2,000円/枚
ロ 音楽CDの単価の内訳
( イ )音楽CDに記録されている音自体の価格…………1,300円/枚
( ロ )CD本体(キャリアメディア)の価格………………100円/枚
( ハ )CDへの音楽の記録費用………………………………500円/枚
( ニ )CDの梱包費用…………………………………………100円/枚
ハ 契約数量………………………………………………………3,000枚
ニ Mが音楽CDを本邦において販売するために、当該音楽CDの貨物代金とは別に、音楽CD1枚当たり500円のロイヤルティをYに支払う旨
Mは、当該音楽CDを航空機により本邦の輸入港まで運送し、そのための運賃及び保険料として、105,000円を支払った。
MとYとの間には、特殊関係はない。
本邦の輸入者M( 買手 )は、A国所在の音楽家Xの作詞・作曲した音楽を記録したCDを輸入するため、A国所在の輸出者であり、Xの所属する音楽プロデュース会社Y( 売手 )との間で、当該音楽CDに係る売買契約を締結した。
Yは、Xとのライセンス契約に基づき、Xの音楽をA国において複製し、全世界で販売する権利を付与されている。
MとYとの間の売買契約には、次の事項が規定されている。
イ 単価(FOB価格)………………………………………2,000円/枚
ロ 音楽CDの単価の内訳
( イ )音楽CDに記録されている音自体の価格…………1,300円/枚
( ロ )CD本体(キャリアメディア)の価格………………100円/枚
( ハ )CDへの音楽の記録費用………………………………500円/枚
( ニ )CDの梱包費用…………………………………………100円/枚
ハ 契約数量………………………………………………………3,000枚
ニ Mが音楽CDを本邦において販売するために、当該音楽CDの貨物代金とは別に、音楽CD1枚当たり500円のロイヤルティをYに支払う旨
Mは、当該音楽CDを航空機により本邦の輸入港まで運送し、そのための運賃及び保険料として、105,000円を支払った。
MとYとの間には、特殊関係はない。
- 7607000
- 7605000
- 7604000
- 7602000
- 7608000
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (3件)
01
<課税対象>
①売買契約の金額:
2,000円 x 3,000枚 = 6,000,000円
②ロイヤルティ:
500円 x 3,000枚 = 1,500,000円
③本邦への運賃:105,000円
6,000,000 + 1,500,000 + 105,000 = 7,605,000円
参考になった数5
この解説の修正を提案する
02
正解は【2】になります。
2,000円(イ)×3,000枚(ハ)=6,000,000円
500(ニ)×3,000枚(ハ)=1,500,000円
運賃及び保険料=105,000円
6,000,000円 + 1,500,000円 + 105,000円 = 7,605,000円
参考になった数2
この解説の修正を提案する
03
輸入貨物の課税価格を算出する問題です。
正しい内容です。
加算要素
①商品価格 2,000円×3,000枚=6,000,000円
②ロイヤルティ 500円×3,000枚=1,500,000円
③運賃及び保険料=105,000円
①+②+③ = 7,605,000円
参考になった数0
この解説の修正を提案する
前の問題(問48)へ
第51回(平成29年)問題一覧
次の問題(問50)へ