薬剤師の過去問
第99回
薬学実践問題(物理・化学・生物/実務、衛生/実務) 問214

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問題

薬剤師国家試験 第99回 薬学実践問題(物理・化学・生物/実務、衛生/実務) 問214 (訂正依頼・報告はこちら)

53歳女性。開腹手術にて大腸がんを切除した。手術は予定通り終わり、手術後2日目から大建中湯が処方された。
大建中湯に配合される生薬に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
  • サンショウは、辛味成分としてヒドロドキロシキシ-α-サンショオールを含有する。
  • ニンジンは、精油成分としてギンセノシドRg1を含有する。
  • カンキョウは、苦味成分として[6]-ギンゲロールを含有する。
  • コウイは、甘味成分としてマルトースを含有する。

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この過去問の解説 (2件)

01

正解:1、4

1 サンショウには辛味成分として、ヒドロドキロシキシ-α-サンショオールが含まれています。芳香性健胃薬、整腸薬として用いられます。

2 ニンジンにはトリテルペンサポニンの一種であるギンセノシドRg1が含まれています。

3 カンキョウには苦味成分として、[6]-ショウガオールが含まれています。

4 コウイには甘味成分として、マルトースやデキストリンが含まれています。

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02

選択肢1:○

選択肢2:×
ギンセノシドRg1は精油成分ではなくサポニンです。

選択肢3:×
カンキョウの苦味成分は[6]-ギンゲロールではなく、[6]-ショウガオールです。

選択肢4:○

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