薬剤師の過去問
第99回
薬学実践問題(薬理/実務、薬剤/実務) 問281

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問題

薬剤師国家試験 第99回 薬学実践問題(薬理/実務、薬剤/実務) 問281 (訂正依頼・報告はこちら)

65歳女性。
関節リウマチで内服薬を服用していたが、十分な治療効果が認められなかったため、モノクローナル抗体(遺伝子組換え)製剤が投与されることとなった。

前問で選択した2種の注射剤に共通する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。
  • 密閉容器に保存されている。
  • 遮光し、2~8℃で保存する。
  • 生理食塩液に対する浸透圧の比は6である。
  • 無菌試験法に適合する。

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この過去問の解説 (2件)

01

正解:2.4

1 注射剤の容器は密封容器です。

2 アダリムマブ皮下注は、遮光で2~8℃で保存する必要があります。

3 アダリミウマブ皮下注もトシリズマブ点滴静注用も、浸透圧は1です。

4 注射剤は無菌製剤です。よって無菌試験法に適合する必要があります。

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02

選択肢1:×
注射剤は密閉容器(個体が侵入しない容器)ではなく、密封容器(個体、液体、気体が侵入しない最も密閉度が高い容器)に保存されています。

選択肢2:○

選択肢3:×
浸透圧比は1くらいで、抹消静脈から投与可能です。

選択肢4:○

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