薬剤師の過去問
第99回
薬学実践問題(病態・薬物治療/実務、法規・制度・倫理/実務、実務) 問291
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問題
薬剤師国家試験 第99回 薬学実践問題(病態・薬物治療/実務、法規・制度・倫理/実務、実務) 問291 (訂正依頼・報告はこちら)
75歳男性。アレルギー性鼻炎のため耳鼻科を受診後、保険薬局で以下の処方せんの調剤薬を受け取り、夕方から服薬を開始した。翌日午前中に、尿が出にくくなったと訴えて、この薬局に相談に来た。
この患者が病院を受診した。
直腸診で、弾性があり硬い腫癌が直腸前壁に触知された。
最も疑われる疾病と当該疾病の診断が確定したときの治療薬の組み合わせとして、最も適切なのはどれか。1つ選べ。
この患者が病院を受診した。
直腸診で、弾性があり硬い腫癌が直腸前壁に触知された。
最も疑われる疾病と当該疾病の診断が確定したときの治療薬の組み合わせとして、最も適切なのはどれか。1つ選べ。
- 直腸がん - フルオロウラシル
- 直腸がん - イリノテカン塩酸塩水和物
- 前立腺肥大症 - デュタステリド
- 前立腺肥大症 - フルタミド
- 腎不全 - シラザプリル水和物
- 腎不全 - ロサルタンカリウム
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この過去問の解説 (2件)
01
直腸診で弾性ありのものは基本的に良性腫瘍です。選択肢の中で良性のものは前立腺肥大症のみです。
フルタミドは前立腺肥大症ではなく前立腺癌に適応を持つため不正解となります。
よって選択肢3が正解となります。
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02
→選択肢5,6は×
疾患と治療薬の組み合わせを見てみると、フルタミド(オダイン)は前立腺肥大ではなく前立腺がんの治療薬などで誤りです。
→選択肢4は×
直腸がんの治療薬について見てみると、1種類ではなくレジメンで示されるべきだと考えられます。
→選択肢1、2は×
以上より正解は選択肢3です。
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